リハビリ発達支援ルームUTキッズ三田 「視覚」について

こんにちは。今回は「視覚」のお話です。

 

普段「眼がいい」「眼が悪い」というときの「眼」とは「視力」のことをさしていると思います。

 

しかし「視力」は「止まったものを見る力」であり、「視覚」の一部でしかありません。

重要なのは「視力」ではなく、「視覚(ビジョン)」を育てることです。

 

近年では、生活や遊びなどの環境の変化により、視覚が育ちにくくなっていると言われています。リハビリ発達支援ルームUTキッズ三田では、療育の中でビジョントレーニングも行っていますが、そもそもビジョントレーニングとは何?と疑問に思われる方もおられるのではないでしょうか。

 

ビジョントレーニングとは、上記でも書いたように「視覚」を育てることですが、それには3つの働きが必要です。

① 両眼が整った状態で使う。→それにより対象のものに素早くスムーズに眼球が動き、焦点を合わせることができるのです。

② ①の情報が脳に入力され、情報処理をする→認識したり、イメージを分析します。

③ ②でイメージした通りに身体を動かす(出力する)。

 

ここで大切なことは、

・①で正確にとらえられないと、②の脳では不確かな情報の中で処理をすることになるため、正確な情報の入力が必要です。

・「経験」をすることで②と③の機能を高めていきます。

例えば、初めてキャッチボールをするとき、初めからはうまくできません。まずとらえた情報から、速さや方向、距離を瞬時に処理し、調節等の振り返りをしながら経験を積むことで、できるようになっていきます。

様々な経験と共に情報(速さや方向、距離)を処理し振り返り積み重ねることで、目と体の協調が確かなものとなっていきます。

 

「視覚(ビジョン)」とは目の動きだけでなく、身体全体のトレーニングでもあります。成長の過程で、経験によって学び、身につけていくことなのです。

 

新型コロナウイルスの影響もありますが、外で思いきり遊んで身体を使ったり、自然に触れる経験を意識的にしたり、家でお手伝いをしてもらうなど日常生活の中で自然にビジョントレーニングを取り入れることもおすすめです。楽しみながらできることから一緒に、様々な経験を積んでいきましょう。

 

リハビリ発達支援ルームUTキッズ三田 堀

 

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