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2019.02.20

「みんなでしよう!セルフビジョントレーニング!」リハビリ発達支援ルームUTキッズ田原本

こんにちは。
リハビリ発達支援ルームUTキッズ田原本の上西です。
もともと多趣味な僕ですが、最近ますます色んな物に興味を持つようになり、なかでも今熱心に取り組んでいるのが、「セルフビジョントレーニング」です。
 
 
UTキッズでは「学習支援」として、子どもたちの読み書きの困難さに対してアプローチしていますが、中には「うまく見えていない」事によってつまづいている子たちがいます。
そんな子どもたちに対してビジョントレーニングを実施し、2つの眼を上手に使って物を見る力や、見たものが何であるかを判断する力、目と体のチームワーク等を高めることで、
 
・音読がスムーズになる
・黒板の板書を書き写す事がスムーズになる
・周辺視野が広くなる
・空間認識力が高くなる
・速いボールを見極めることができる
・集中力が向上する
事などを目指して取り組んでいます。
 
 
ビジョントレーニングは子どもだけではなく、大人の私たちにも利点があると考え、効果を検証するために自身で毎日5分~10分のトレーニングを行っています。
僕は現在で1ヶ月ほど実施していますが、早くも以下のような効果が出てきています。
 
 
・パソコン作業や、手元での細かい作業をしても目が疲れにくくなった
・視野が広がり、奥行き感覚が把握しやすくなり、安全運転できるようになった
・探し物が早くなった
・子どもたちと遊ぶときに、子どもの動きへの反応が素早くなり、より安全面に考慮できるようになった
などです。
 
 
今回は僕が行っている「セルフビジョントレーニング」を紹介させていただきます。
 
 
1. 眼球の運動(A:追従性眼球運動、B:跳躍性眼球運動、C:輻輳・開散)
①顔を動かさないように1つの指標(自分の親指でもOK)を黒目で追いかけて見続ける
 
 

 
 
②顔を動かさないように、視線をジャンプさせて2つの指標(自分の親指でもOK)を交互に見る
 
 

 
 
③目の前に近づいたり、遠ざかる指標(自分の親指でもOK)を距離に合わせて黒目を内側に寄せたり、外側に離したりして見続ける
 
 

 
 
2. 両目のチームワークのトレーニング
自分の両手の親指を目の前と少し離れた場所に位置させ、近い方の親指と遠い方の親指を交互に見る
※見ている方の親指は1つ、見ていない方の親指は2つに見えたら両方の目を上手く使ってピントを合わせられている証拠です!
 
 

 
 

 
 
3. 目と体のチームワークのトレーニング
天井から吊るしたボールを連続でパンチする&避ける
※普通の紐で上手にパンチ&避ける事ができるようになったら、紐をゴム紐に変える事で難易度が上がります!
 
 

 
 
最近ではバッティングセンターやゲームセンターに「動体視力テスト」と題して、眼球運動の素早さと目と体のチームワークの高さが必要なマシンが設置されている事が多いです。
立ち寄った際には挑戦してみてください!
 
 

 
 
皆さんも是非、セルフビジョントレーニングで効果を体感し、新しい生活を送ってみてください!
 
 
 
 
 
 
リハビリ発達支援ルームUTキッズ田原本
上西
〒636-0342 奈良県磯城郡田原本町三笠 166
TEL:0744-34-6616  FAX:0744-34-6615