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2021.07.20

リハビリ発達支援ルームUTキッズ三田  公園紹介②〜すっごい滑り台〜

前回のブログで公園の紹介をしたところ、

複数の保護者さんから「見ました」「行きました」との声をいただいたので

またまた公園紹介をしたいと思います。

 

今回の公園は

弥生が丘4丁目児童公園です。

 

この公園ですが…

 

急勾配+高い滑り台があります。

横から見るとちょっとわかりにくいかもですが…

 

 

上から見るとなかなかのもんです。

 

 

滑り台は感覚統合療法における定番遊具です。

よく言われるのが姿勢の訓練です。

 

滑り台は、傾きや加速を感じて、それに合わせた安定する姿勢を考える経験になります。

この滑り台のように、左右の幅の狭い滑り台は、手すりで体を支えることができるので、比較的、姿勢の変化が少なく、安心して取り組みやすいです。

繰り返しやすいので安定した姿勢を学びやすいです。この学ぶ時間が非常に大事です。

滑り台ごとに安定する姿勢は違うので、ぜひいろんな滑り台で遊んでください。

 

まだ姿勢を保つのが難しいお子さんは寝そべったまま滑ることがありますが、それでもO.Kです。不安が少なそうなら、一緒に座って滑るのもいいですよ。その準備期間があると、一人で体を起こして滑るための土台が心身ともにできます。機会は必ずくるので待ってあげてくださいね。

 

ちなみにこの滑り台は見た目に反して、あまり滑らないのと中間地点は傾きがなくなるので、実は安全です。ただ、きている服装で滑りやすさは変わるので、一度大人が確認してから滑ることをお勧めします。

 

もう一つは色々上り坂です。

 

 

 

上り坂も姿勢の訓練に最適です。

坂の傾きに合わせて姿勢も傾けなければいけませんが、そこかしこにロープ、石、タイヤチューブがあるので、ガシッと掴むことで姿勢を保って上まで登ることができます。

繰り返すうちにガシッとしなくてもうまく傾きに合わせて姿勢を傾け、手を添える程度でスイスイ登るようになっていきます。姿勢のコントロールが上手くなってきている証拠です。

 

ちなみに力加減が苦手なお子さんの中には、このガシッと感がたまらない子がいます。

このガシッとが力加減を調整するための土台作りになります。

これもぜひ試してみてください。

 

ちなみに

こんなものもあります。

 

 

最近、見かけにくくなりましたが、これも姿勢の訓練に良いです。揺れも少なく、持ち手をもてば結構安定するので取り組みやすいです。滑り台や上り坂が苦手そうであれば、ぜひ遊んでください。

 

以上公園紹介でした。

コロナ禍で外に出づらいこともあると思いますが、定期的に体を動かす時間も不可欠です。

うまくバランスをとりながら利用してみてください。

 

 

リハビリ発達支援ルームUTキッズ三田 岩城