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2020.08.01

リハビリ発達支援ルームUTキッズ三田  時間割りのカスタムオーダー

「時間割りや準備に時間がかかってしまう」と言う相談をよく耳にします。
教科書やノート、ドリル、資料集・・それぞれの学年や教科によっても持ち物が変わり、揃えるだけでも、なかなかの労力がいります。
特に、1年生にとっては、全てが初めての経験で負担も大きい事と思います。
 
ちょっとした工夫で楽になると、子どもも親も助かりますね。
スタッフの自宅で実際に成功した、お薦めの方法を一つご紹介します。
全ての子どもに合うわけでは無いので、お子さまに合わせて親子で色々と工夫してみて下さいね。
 

  • 時間割を色分けします。
  • 教科書を入れるラックをそれぞれ教科ごとに区切り、時間割と同じ色マークを付けます
  • 教科書の端に、色マークを貼ります。
  • 指定の色マークのラックへ教科書を入れます。

 

 
最初から全てを自分でするのは難しいので、
まずは一緒に手伝ってもらいながらラックからランドセルに入れるなど、スモールステップで少しずつ進めてみて下さい。
 
時には、準備の途中で遊んでしまったり、入れ方が雑でついつい叱ってしまう事もあるのではないでしょうか。
そんな時は・・
してはいけない事だけを伝えるのではなく、代わりに何をすべきかをわかりやすく伝える事が大切です。
「きちんと」「ちゃんと」「しっかり」などの言葉は抽象的で子ども達にはわかりにくい言葉です。「ランドセルに入れてから遊ぼう」「この線まで入れて」など具体的に伝える事が大切です。
また、毎日の繰り返しになるので忘れがちですが、少しでもできた所が見られたらすぐに「○○を揃えて入れられたね」など具体的に出来た所を褒めると、子どももわかりやすく達成感が感じられます。
時間割に限らず、世界に一つしかない子どもに合わせたカスタムオーダー品を一緒に作って「できたね!」「すごいね!」をたくさん増やしていくのも楽しいですね。
 
リハビリ発達支援ルームUTキッズ三田 宮本