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2018.08.06

UTキッズキャンプ

夏が本格的に始まるような、蒸し暑い日が続いていますがいかがお過ごしでしょうか。こんにちは。UTキッズ香芝の酒井優香です。
今回7月15日~16日、計26人の児童と指導員でUTキッズ合同イベントの一つである曾爾キャンプに参加しました。簡単にですが、今回このブログで内容をご紹介いたします。
 
 
① 出発
橿原にある競技場の近くから、計13名の児童と、職員数名がバスに乗りました。これから始まるキャンプに対し不安や緊張もあるのか、少し強張った表情でバスに乗り込んでいく子どもたち、それを温かく見つめる保護者の方の様子が印象強く残っています。キャンプ場に到着してからは、バスの中でのレクリエーションのおかげもあり、少し和らいだ笑顔が見られました。

 
 
② 入所式
荷物整理を終わらせた後広場に向かい、皆で似顔絵を描いて作ったUTキッズの旗を曾爾に掲げました。協力しながらゆっくり旗を上げていくのはなかなか難しいのですが、無事上げることができました。

 
 
③ アスレチック
班ごとに割り振られたカードに沿って、アスレチックを実施しました。難しいアスレチックに対し、果敢に挑んでいく子どもたちの姿に職員一同驚きを隠せませんでした。普段療育で、遊具などに対して諦めやすい児童が、他の児童の様子を見て諦めず挑戦していき、成功した際「帰ってからお母さんに言う!」と嬉しそうな表情で話してくれたことが、私にとって一番の思い出です。
 

 
 
④ カレー作り、スイカ割り
お昼ご飯を食べた後、飯盒炊爨でカレー作りを行いました。まずカレー作りを紹介します。まき割り・米・野菜を切る班に分かれて実施しました。どの班も一生懸命行い、また自分の班だけでなく他の班も手伝う様子も見られ、互いに助け合いながら行っている様子にチームワークを感じられました。みんなで作ったカレーは一層美味しく感じるのか、嬉しそうな表情で何回もお替りして食べる子もいました。その後行ったスイカ割りでは、目隠しした子に対してスイカの位置を教えようと前後左右を言い合いました。最初声が揃わない様子も何回か見られたのですが、最後は一つにまとまり、上手に伝える事が出来ていたと思います。

 
 
⑤ キャンプファイヤー
キャンプファイヤーでは燃え上がる火を囲み、皆で歌・ゲームを実施しました。キッズplusの子どもたちが考えてきてくれたクイズでは、回答者に当たっている子たちの一生懸命考えている様子、当たった時の嬉しそうな表情、また出題者に当たっている子どもたちの、落ち着いて問題を出題する、安心感を与える様子が印象的でした。終了間際にみんなで歌った歌は感動的で、忘れられない思い出の一つになりました。
 

 
 
⑥ チャレンジランキング
2日目に実施したチャレンジランキングは缶積み、豆つまみ、傘バランス、洗面器お手玉を実施しました。ゲームにチャレンジし、自分の思っているような結果が出なかった時には悔しそうな表情を見せながらも「もっかいやる!」と何回も挑戦することができました。上手くいかない子に対し、アドバイスをしている様子等も見られ、楽しく、力を合わせてゲームを行えました。
 

 
 
終わりに
いつも療育室で見ていた姿とはまた違う、一生懸命何かに取り組む姿勢や協力して一つの事を成し遂げようとする様子に何度も感動しました。キャンプでしか体験できないような非日常的な生活も、人生の中で重要な経験として今後に生きていくのではないかと感じます。また私自身もキャンプの子どもたちの様子を見て、とても勇気や元気をもらいました。UTキッズに来てくれているみんなは、誰かに影響を与えるようなそんな素敵な人たちなんだと今回のキャンプで改めて感じる事が出来ました。参加してくださった皆さん、子どもの参加を促してくださった保護者様、私の参加を促してくださったUTの先生方、キャンプ場の方、全ての人に感謝しています。ありがとうございました。
 
 
リハビリ発達支援ルームUTキッズ香芝
酒井 優香
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