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■2020年10月

リハビリ発達支援ルームUTキッズ三田 「視覚」について

こんにちは。今回は「視覚」のお話です。

 

普段「眼がいい」「眼が悪い」というときの「眼」とは「視力」のことをさしていると思います。

 

しかし「視力」は「止まったものを見る力」であり、「視覚」の一部でしかありません。

重要なのは「視力」ではなく、「視覚(ビジョン)」を育てることです。

 

近年では、生活や遊びなどの環境の変化により、視覚が育ちにくくなっていると言われています。リハビリ発達支援ルームUTキッズ三田では、療育の中でビジョントレーニングも行っていますが、そもそもビジョントレーニングとは何?と疑問に思われる方もおられるのではないでしょうか。

 

ビジョントレーニングとは、上記でも書いたように「視覚」を育てることですが、それには3つの働きが必要です。

① 両眼が整った状態で使う。→それにより対象のものに素早くスムーズに眼球が動き、焦点を合わせることができるのです。

② ①の情報が脳に入力され、情報処理をする→認識したり、イメージを分析します。

③ ②でイメージした通りに身体を動かす(出力する)。

 

ここで大切なことは、

・①で正確にとらえられないと、②の脳では不確かな情報の中で処理をすることになるため、正確な情報の入力が必要です。

・「経験」をすることで②と③の機能を高めていきます。

例えば、初めてキャッチボールをするとき、初めからはうまくできません。まずとらえた情報から、速さや方向、距離を瞬時に処理し、調節等の振り返りをしながら経験を積むことで、できるようになっていきます。

様々な経験と共に情報(速さや方向、距離)を処理し振り返り積み重ねることで、目と体の協調が確かなものとなっていきます。

 

「視覚(ビジョン)」とは目の動きだけでなく、身体全体のトレーニングでもあります。成長の過程で、経験によって学び、身につけていくことなのです。

 

新型コロナウイルスの影響もありますが、外で思いきり遊んで身体を使ったり、自然に触れる経験を意識的にしたり、家でお手伝いをしてもらうなど日常生活の中で自然にビジョントレーニングを取り入れることもおすすめです。楽しみながらできることから一緒に、様々な経験を積んでいきましょう。

 

リハビリ発達支援ルームUTキッズ三田 堀

 

「日々成長」

こんにちは。ユーティー訪問看護ステーション 作業療法士の山本です。

朝夕は冷え込む季節となりましたが、皆様は体調お変わりなくお過ごしでしょうか?

 

私には今月で6か月になった娘がいるのですが、その娘の日々の成長に驚かされています。現在、寝返りを習得しているのですが、マットレスの上に寝かせるとすぐに寝返りうつ伏せで遊ぶことが増えてきています。始めは近くにあったタオルケットやおしゃぶりを手に取り遊んでいましたが、最近では周りを見渡し、興味があるものを見つけるとそこまでずり這いで移動しています。この2週間でそのずり這いにも変化がみられてきており、手だけで移動しようとしていたのが手と足を動かすようになり、最近では体を少し浮く程度まで持ち上げることができるようになっています。もちろん、スムーズにできるようになっていたわけではなく、何度も繰り返しながら体を動かしている娘を見て、自分ももっと頑張らないといけないと思い、元気とやる気をもらっています。

現在、私は利用者様のお宅に伺い、リハビリを提供させていただいていますが、思うように体が動かず、活動量が低下して元気がない方がたくさんおられます。そのような利用者様が、前向きに目標に対して頑張れるようにこれからも支援していきたいと思います。

ユーティー訪問看護ステーション

 作業療法士 山本紘貴

リハビリ発達支援ルームUTキッズ大和高田  大きくなあれ♪

こんにちは、リハビリ発達支援ルームUTキッズ大和高田の齊藤です。日中もさわやかな風が吹くようになり、秋らしい気候になってきましたね。一方で朝夕も冷え込み体調を崩しやすい季節ですので、服装で体温調節をしながら身体をしっかり動かして、風邪に負けない身体づくりを行なっていきましょう!

 

リハビリ発達支援ルームUTキッズ大和高田では、集団療育を行なっています。4月のスタート時は個人で自由に遊びまわっていた子どもたちでしたが、お友達や指導員と共に活動する中で、できなかった事ができるようになったり、相手を意識したりやりとりをする場面が見られるようになり、この半年間の子どもたちの成長を実感しています。これからも一人ひとりの発達のペースや思いを大切にし、大きな集団に入る土台作りを行なっていけるよう、支援を続けていきたいと思います。

 

さて、集団療育では10月に入り、チューリップの球根と、ラディッシュの種をみんなで植える活動をしました。

土に穴をあける作業・球根、種を入れて土をかぶせる作業・ペットボトルで水をあげる作業をしてもらいました。

球根や土、はさみなど使う物を一つずつ「これなあに?」と興味深々で聞く子、手が汚れることを気にしながら苦い表情で土を触る子、力一杯ペットボトルを握りながら水をあげる子、様々な反応を見せる子どもたち(^^)次の日から「まだかな?」と見るたびに心待ちにしてくれているようです。元気に育てばチューリップは春に、ラディッシュは1か月後に収穫できる予定です!どんな色になるのかな?大きくなる芽を楽しみに、みんなでお世話をしていきたいと思います(^^)

 

 

リハビリ発達支援ルーム UTキッズ大和高田 齊藤

2020年度 UTケアシステム 新人フォローアップ研修

2020年10月15日(木)にUTケアシステムの新人フォローアップ研修を行いました。

午前中は、UTキッズ新人職員の研修です。

 

今年は世界に震撼をもたらした新型コロナウイルス感染症との闘いから始まりました。

今年入職の新人職員は本当に頑張ってくれています。新しい職場でコロナウイルス対策を徹底し自分自身、子供たちの安全を守ってきました。そのキッズ職員さんたちが、日々の療育を通して感じてきた、培ってきたことの集大成と更なるステップアップの研修となりました。

UTキッズに通うご利用者様の個性は様々です。私たち職員はその個性を大事に伸ばしていくことを主旨としています。

 

色々な個性・特性を持っている子供たちへの関わり方は?

個性を伸ばす活動は?

気づきを促す活動は?

環境設定は?

 

職員一人一人が真摯に子供と向き合い、療育に対する意見を出し合うことで明日からの療育に繋がる研修となりました。

 

午後からはUTケアシステム 法人全体の新人研修です。(訪問看護、デイサービス、管理本部、UTキッズ)

辰己代表からは「ポジティブ」を講義していただきました。

入職から6カ月以上経過し、モチベーションが少し低下する時期??

日々の悩みも大きくなり、自分だけでは解決できないこともあります。講義より物事のと捉え方や思考過程を学び、明日からの業務や関係性の大きな助けになったはず!!

グループワークでは、楽しくやりがいになっていること、悩みや課題解決を考えてもらいました。同期の他事業所からの視点う意見、自分たちで解決方法を探ることで様々な意見交換を行い、アクティブなワークとなりました。

 

UTケアシステムのモットーとして「楽しくなかったらUTじゃない!」とあるように職員一人一人がやりがいを持ち、楽しく働けることを大切にしています。

これからも、全社員が「UTで働いてよかった!」と胸を張って言えるように、研修をはじめ様々な取り組みを行っていきます。

 

UTケアシステム 研修班

リハビリ発達支援ルームUTキッズplus  橿原神宮の深田池へ散歩に行きました~!!!

平素は感染症予防へのご理解・ご協力いただきありがとうございます。

こんにちは!リハビリ発達支援ルームUTキッズplusの松岡です!

 

未就学児の集団療育の一環で、近隣の橿原神宮深田池まで散歩に出掛けました。初めての散歩は保護者の方も一緒に池まで往復。

とてもいい天気に恵まれて、絶好のお散歩日和☆

行きは保護者の方と手を繋いで歩いていきます!

途中には坂道、葉っぱや木の実の道、砂利道もあり様々な感覚刺激があります!

初回にも関わらず、止まることなく目的地まで歩くことができました!!



到着~!!

池では鯉や鳩、カモたちがお出迎え♪♪

子どもたちは自分でパンを千切って餌をあげます!

 

 

お気づきでしょうか。。。上記の写真の鯉の中に人面魚がいます!!!

探してみて下さいね☆

 

散歩に良い季節になってきました。ぜひ、外に出かけてお子様と一緒に沢山の感覚刺激を存分にお楽しみ下さい!

 

リハビリ発達支援ルームUTキッズplus 松岡

リハビリ発達支援ルームUTキッズ河合  冬野菜が決まりました!

田んぼの稲刈りが始まり、少しずつ冬の足音が聞こえてくる頃となりましたね。

リハビリ発達支援ルームUTキッズ河合はのどかな田園の中にあり、

自然豊かな中で支援を行っています。

 

 

今回も昭和塾での活動報告です!!

 

 

各クラスで冬野菜を植えました。

今年は夏の終わり頃から冬野菜について、各クラスで自分たちの育てたい野菜の意見を出し合い、話し合いをして野菜を決めました。今年の冬野菜は、かぶ・ブロッコリー・大根・リーフレタス・ラディッシュとバラエティー豊かになっています。

 

畑の番人が夏に作った防鳥ネットを活用し、すくすくと育っています。

種から育てることで小さな芽が出てくる喜びを感じたり、大きくする為の作業で間引きをしてより元気な苗を残す昔ながらの栽培方法を体験したり、大根はプランターではなく牛乳パックを使ってのエコロジー栽培をして環境にも配慮した現代方法も行っています。

 

 

リハビリ発達支援ルームUTキッズ河合の子どもたちは、固定の時間と曜日に通所してくれています。自分のクラス分の野菜の成長だけでなく、他クラスのお友達のことを考えたり植えた気持ちになって水やりをしたり、すごく気持ちが穏やかになれる活動の一つだと思っています。

 

野菜の観察と栽培…そして、収穫して食べるまでのプロセスをこれからもみんなで楽しみたいと思います。

 

 

リハビリ発達支援ルームUTキッズ河合 大山

「在宅ケアを考える」 オンライン講演会開催のお知らせ

皆様、こんにちは!

ユーティー訪問看護ステーション西和エリア担当の濱崎です。

日に日に秋も深まってまいりましたが、いかがお過ごしでしょうか。

朝夕は冷え込むようになりましたので、体調管理にはくれぐれもお気をつけ下さい。

 

秋といえば、読書の秋、スポーツの秋、芸術の秋など、この時期はいろいろなイベントが行われていますが、ユーティー訪問看護ステーションでは社会参加企画として

令和2年11月8日日曜日 10:00~12:00

「在宅ケアを考える」オンライン講演会の開催を予定しております。

 

今年のテーマは“挑戦!”

病気や障害を抱えながらも、自分らしさを見つけて生活されている3名の方に、体験談を交えて講演していただきます。

日々たゆまぬ努力を重ね、輝く人生を送る講師の方々の魂のこもった講演となっています。

 

講演会パンフレット

 

今年は新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から密集を避けるため、WEB会議アプリケーション「zoom」を利用したオンラインでの開催となります。

お申し込み期間は 令和2年10月12日~11月1日までとなっています。

病気や障害でお悩みの方、ご家族様、ご支援者様、在宅ケアや社会参加に興味をお持ちの方など幅広いご参加をお待ちしております。

 

向寒のみぎり、寒さを吹き飛ばすお三方の熱い想いを是非お聞きいただければ幸いです。

 

 

 ユーティー訪問看護ステーション 理学療法士 濱崎健志

リハビリ発達支援ルームUTキッズ香芝 遊具の勉強会をしました! 第3弾です(^^)/

朝夕寒くなってきましたが、体調お変わりないでしょうか。

 

リハビリ発達支援ルームUTキッズ香芝の勉強会第3弾は、“ラダーウォール”です。ラダーウォールの特性や育てられる発達要素について、スタッフみんなで考えた内容をご紹介させて頂きます!

 

 

これがラダーウォールです。

 

 

 

ラダーウォールを使用した際に育まれる要素として、昇降時身体や手足に強い負荷がかかり、体幹や手足で支持する力が養われます。又、手足を置く位置を考える事で、身体の動かし方や身体のイメージのUPにも繋がります。

 

それでは、スタッフで考えたラダーウォールの遊びを紹介したいと思います。

 

 

①ラダーウォールを斜めに固定する。

・垂直より揺れが少なく、バランスがとりやすくなり、手足が動かしやすくなります。

・ラダーウォールの段の位置や、自分の手足の位置を目で確認する事ができ、次はどこに置くといいか考えやすくなります。

 

 

②障害物を付ける。

・カラーボール等の障害物を回避しながら登る事で、手足の位置を考える難易度が上がります。

 

 

③ラダーウォールをねじる。

・バランスの取り方が難しくなります。

・複雑な環境になる為、その都度に合わせて、動きや姿勢を考える必要があります。

 

 

④ジャングルジムに乗り移る。

・身体の動かし方をイメージする力が養われます。

・バランスや手足の置く位置を考えながら、視野外で体を動かす経験ができます。

 

今回はこのような内容の勉強会をしました。

 

今後も勉強会を継続し、お子さんに楽しく遊びに取り組んで頂だきながら、必要な力をたくさん見に付けて頂けるよう努めていきます!!

ぜひ、またブログ見て下さいね(^^)/

 

リハビリ発達支援ルームUTキッズ香芝 阪谷

 

リハビリ発達支援ルームUTキッズ田原本 季節外れのひまわり🌻とコスモス

こんにちは、リハビリ発達支援ルームUTキッズ田原本の泉です。

前回「SST体験」「ぷちSST」の集団で植えたひまわりが9月に咲きました!

 

なかなか咲いてくれず、もう咲かないかもしれない・・・と

スタッフ一同思っていましたが、とっても綺麗に咲いてくれました。

栄養をたくさん取れるように、間引きをしたり、定期的に草むしりをしたり

暑い中、お手入れを頑張ってよかったなと嬉しく思っています(#^^#)

 

コスモスも植えましたが、残念ながら咲かず・・・。

来年、植えた際は子どもたちが笑顔になれるように綺麗に咲かせたいと思います。

 

リハビリ発達支援ルームUTキッズ田原本ではコスモスは見る事はできませんでしたが

お休みに阿部文珠院に行き、コスモスを見る事が出来ました❁

コスモスにはたくさん種類があって、文珠院では25種類咲いていました。

一般的にみるコスモスの形だけでなく、花びらが筒所になっているもの

カーネーションのようにはなびらが集まっているもの

茶色の花びらでチョコレートの匂いがするコスモスもありました。

たくさんのコスモスに囲まれて秋を感じる事ができました。

ぜひみなさんも秋を感じるものを探してみてください。

リハビリ発達支援ルームUTキッズ田原本 泉

脳をトレーニングしよう! ~ペアトレを活かして~

第10回 状況把握や空間認知は理解力の偏り

 

こんにちは。

 

今回は少し難しいテーマですが、

きっとこの 『理解力』 について悩んでいる方は多いと思います。

 

 

《理解力とは?》

いくつもの知覚した情報を集めて、その意味を把握する能力のことです。

 

その理解力を伴う脳のエリアは

左脳と右脳の機能が大きく異なります

そして、高度な分析力や理解力があります。

 

 

→    →・見聞きした言葉の理解

(言葉)   ・文字の習得

言葉の概念や定義

 

 

→・図形認知などの視覚的に取り入れた

(言葉以外)      情報の理解

空間や体感の把握

俯瞰(ふかん) (高いところから見下ろすこと)したものの見方

全体像の把握

〇現代では言葉が溢れた生活環境であるため

左脳の理解系はよく発達している人が多い

〇空気を読む力の基礎となる状況把握の理解系が

未熟な人がほとんど

 

  • 発達の旬

・理解系の脳エリアは50歳以降もゆっくりと、

努力次第で発達が進みます

高度な理解に関わる部分は

成人以降の方が発達しやすくなります

 

・言葉による左脳より

体験的な理解に関わる右脳の旬が先。

・9~10歳前後で左脳が右脳を追い越す

体験しなくても、

言葉を通じてものごとの理解が可能

 

低年齢のうちは

 非言語体験を積み重ねて、

 理解系の基礎を作っておくことが大切!

 

  • 発達障害による影響

理解力の不足が様々なトラブルの元に…

 

〈理解系の脳エリアが発達している場合〉

読書が好き/全体像をイメージできる/言葉の理解力が高い

 

<理解系の脳エリアが未熟な場合>

身の回りが散らかっている/部分的な理解になりがち/一度で理解できない

状況把握や空間認知が苦手

 

これらをぺアトレの何で関わればいいのか考えてみたところ

 

まずは 『子どもの行動に注目してみよう』 です。

どのような場面、状況で苦手なところを認めるか、

客観的に子どもを観察しましょう

 

『肯定的注目』 をすることで

ほめることも増えます。

 

そして、子どもと一緒に 『親子タイム』

を設けることで、

低年齢であれば さまざまな体験を。

年齢が上がれば 言葉で理解するような関り

を行っていきましょう。

 

あくまでも “目安” なので

体験を続けながら

親子の関りがより良いものになることを

期待します。

 

 

 

参考・引用文献:発達障害の子どもを伸ばす 脳番地トレーニング

加藤俊徳著

 

 

 

 

 

リハビリ発達支援ルームUTキッズ河合
酒井 留美

 

 

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