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■UTの取り組み・活動報告

リハビリ発達支援ルームUTキッズ田原本 就学前相談会

7月に入りましたが、例年ほどの暑さはないもののまだまだ梅雨が抜けず、すっきりしない天気が続いていますね。

 

さて、新学期になって3ヶ月が過ぎましたが、2019年7月9日にリハビリ発達支援ルームUTキッズ田原本では、来年度に就学を控えているお子さんの保護者様を対象とした「就学前相談会」を開催させていただきました。年長児になって間もない時期にも関わらず、小学校に向けての話がたくさんと出てきます。養護学校や地域の小学校、通級や支援級など、この先どうしたら良いのか、不安や悩みをたくさん抱えている保護者様も多いかと思います。今回は、2名の先輩ママさんをお呼びし、6名の保護者様に向けて実際の体験談や現状、悩みなどを相談し答えて頂きました。「支援級ってどんなところ?」「どんな風に過ごしているの?」「現状はどうなの?」などたくさんのお話がある中で、1つ1つ丁寧に体験を交えながらお話しされていました。また、今回は都合が合わず実際に来られることはできませんでしたが、以前地域の学校で先生をされていた教諭の方に、事前アンケートで書いていただいた悩みごとの回答もお伝えさせて頂きました。
どのお子さんも将来のことを思うと、自分の子がどうなっていくのか悩みはつきません。今日の話しを通してほんの少しでも、不安が軽減されたり参考になったり、前向きなれる機会になったのかと思います。私たち支援者にも、心に響く話しをたくさん聞かせて頂きました。
うちに通われているお母さん方はみなさん頑張っておられる方々ばかりです。たまには自分の楽しめる時間を作って息抜きしながら自分を褒めてあげて下さいね。

 

 

リハビリ発達支援ルームUTキッズ田原本

 

村田

リハビリ発達支援ルームUTキッズ三田 ペアレントトレーニングに参加して気ついた事

ペアレントトレーニングについては前回のブログでお伝えした通りですが実際に参加して感じた事がありました。それは「気づき」の大切さでした。

例で「くつ下がはけません」と言う相談を3つの気づきでみていきましょう。

             

[A 手順]
くつ下をはくって一見、簡単そうに思えますよね。でも実は子供にとっては・・

個々によって違いますが、くつ下をはくだけでもこんなに工程があるのです。

大人は何も考えずスムーズにはけますが、経験の少ない子どもたちは、こんなにたくさんの手順をひとつひとつ考えクリアしながらはいているのです。頑張っていますよね。

[B つまずき]

手順に気づくと、どこでつまずいているのかがわかりやすいですね。
②のくつ下の口を広げることができない事に気づきます。

[C 必要な支援]
どこでつまずいたかに気づくと、必要な支援に気づきます。

 

 

②の〝くつ下の口を広げる″ができない子供に「くつ下をひっぱり上げなさい」と言っても難しいと思います。
②をクリアする為には「手を添えて広げ方を伝えてあげる」「広げやすいようにマークをつける」など個々にあった援助をみつけてあげる事が大切です。

このように3つの気づきを得る事で、子どもの理解と解決の糸口をみつける事ができます。

一人では思い込み等で気づくのが難しいですが、その中で1つでも気づく事ができたら、まず自分に拍手!
ペアトレーニングはグループワークなので、皆のたくさんの気づきを共有する事ができます。
気づきを得る事で、今のお子様との関係を、より良い物にしていきたい・・そんな方にお薦めです。

生活や子育ての中に、たくさんの気づきをみつけてより豊かに、より楽しむためにも是非たくさんの「気づき」をみつけてみてはいかがでしょうか。

リハビリ発達支援ルームUTキッズ三田 宮本

 

伊勢神宮へ旅行

こんにちは。作業療法士の岡本です。

 

 

先日、私の担当している利用者様が、家族で伊勢神宮旅行に行かれました。

利用者様は、短距離なら歩くことは可能ですが、長距離を歩くことは困難なので、家から車椅子を持って行くことにしました。

伊勢神宮の参道は砂利も多いですし、車椅子を押してもらったとしても、参拝まではできないだろうと思いつつ、滅多にない外出なので、良い景色を観て、美味しい物を食べて、存分に楽しんで来てくださいと声を掛け、次回の訪問での土産話を楽しみにしていました。

 

そして次に訪問した時に

「伊勢神宮では、どこら辺まで行けたんですか?」

と尋ねると

「参拝までしてきたで」と言われました。

 

 

??????????

 

 

そんなはずはない!

 

もし行ったとするならば、これはご家族の方が相当頑張って車椅子を押したに違いないと思い、詳細な話を聞きました。

 

すると、驚いたことに、伊勢神宮で電動の車椅子を貸してくれたとのことでした。

詳しい事は伊勢神宮のホームページを検索してもらうと分かりますが、

 

 

 

 

<伊勢神宮HPの写真引用>

 

 

このような、通常よりもタイヤの太い車椅子を、伊勢神宮では無料貸し出してくれるようです。

これには大変驚きました!

通常よりもタイヤが太い上、電動機能が備わっているとのことで、介助者の負担も少なく、砂利道も進んで行くことができます。

 

 

私の担当している他の利用者様でも「旅行は行きたいけど足が悪いから…」と、楽しみである旅行を諦めている方がちらほらとおられます。

 

しかし、旅行先によっては、前述したような物を貸してくれたり、身体が不自由になってきた方でも、楽しんで旅行してもらえるような工夫がなされているかも知れません!

 

これを機に、皆さんも旅行の計画を立ててみてはいかがでしょうか?

 

 

 

 

ユーティー訪問看護ステーション
作業療法士 岡本
〒634-0062 奈良県橿原市御坊町152
TEL:0744-20-3353  FAX:0744-20-3354

 

 

リハビリ発達支援ルームUTキッズ河合 第2回チャオ会

梅雨に入り雨が続いてジメジメとした日が続いていますね。
我が家では洗濯物が部屋干しとなり、うっとうしさが倍増しており「早く梅雨が明けてほしい」と感じている今日この頃です。

 

7月5日(金曜日)に第2回チャオ会を開催しました。週末の金曜日、日々の保育でお疲れだと思いますが、たくさんの方が足を運んで下さいました。

 

 

 

リハビリ発達支援ルームUTキッズでは、子どもたちを取り巻く環境への支援にも力を注いでいます。

 

環境が変われば子どもも変わる・・

 

家庭で過ごす時間よりも長く子ども達とかかわって下さっている保育士さんと一緒に子どもの取り巻く環境を一緒に考え、子どもたちが社会でその子らしく過ごしてもらえる環境を一緒に作っていきたい!それがチャオ会の主旨でもあります。
スタッフも入ってのグループワークでは、意見交換をすることもでき、私たちスタッフも遊びのヒントをたくさん頂くことができました。
環境の中には「人」も含まれます。「なぜ、こんな行動をするのだろう」という原因がわかれば、その人を取り巻く周りの人の対応も変わるのではないかと私は思っています。
チャオ会に参加していただいている保育士さんが抱える「なぜ?」に応えることができるよう、私たちスタッフも日々努力し続けなければいけないと改めて感じた一日でした。

参加してくださった保育士のみなさま、ありがとうございました。

次回は8月9日(金曜日) 19:00スタートとなっております。
たくさんのご参加お待ちしております。

 

 

 

 

リハビリ発達支援ルームUTキッズ河合

リハビリ支援発達ルームUTキッズ大和高田 地震の避難訓練を実施しました

みなさんこんにちは!
梅雨入りし、じめじめとした天気が続いていますが、プール開きが始まった園や学校も多いのではないでしょうか。リハビリ発達支援ルームUTキッズ大和高田に来てくれているお友達も、プール遊びで黒く日焼けし始めた肌を見せてくれています!貴重な晴れ間は外で元気いっぱい遊びたいですね(^^)

 

 

先日、
リハビリ発達支援ルームUTキッズ大和高田では開設して初めての避難訓練を実施しました。
地震を想定し、避難の順序や避難経路、危険な場所などを職員みんなで一つ一つ確認しながら行いました。

地震が起きたとき、安全に速やかに避難できるよう職員はそれぞれの担当を担っています。
「地震です!」掛け声で安全な遊具や机の下に隠れるよう促す職員。

 

出口を確保し、外の安全を確認する職員。

 

 

利用者さん、職員の点呼を行う職員。

 

 

火元の点検、防災グッズを持ってすみやかに避難誘導をする職員。

 

 

避難後も人数確認を行います。

 

 

(療育中だったら…)(こっちの出入り口が塞がれてしまったら…)様々な想定をしながら安全に避難できる方法を考えました。災害は訪れないのが一番ですが、万が一に備えてイメージしておくことで、慌てず落ち着いて避難することができます。
リハビリ発達支援ルームUTキッズ大和高田では、定期的に避難訓練を行っていく予定です。今回の内容を振り返り、次回の訓練に活かしていきたいと思います。

 

 

リハビリ発達支援ルームUTキッズ大和高田 齊藤

リハビリ発達支援ルームUTキッズ大和高田 新しいスタッフ?紹介!

こんにちは、ようやく関西も梅雨入りしましたね。
じめじめの気持ちも身体もしんどくなる季節に子どもさんも大人までも癒してくれるリハビリ発達支援ルームUTキッズ大和高田の新しいスタッフを紹介したいと思います。

 

 

じゃーん!!!!

 

 

 

 

大きな大きな、、クマさんです!
このクマさん見ていただければお分かりになるかと思いますが、500㎖のペットボトルがこんなに小さく見えるくらいおっきいんです。

 

子どもたちはこのクマさんでお医者さんごっこや、お店屋さんごっこなど様々な遊びの相手にしてくれています。
「ごっこ遊び」や「おままごと」では子どもさんたちのイメージする力“想像力”が鍛えられます。お医者さんやお店屋さんになりきり、セリフを考えたり行動の真似っこをする際に「お医者さんならどういう行動をするだろう?」「この前見たお店屋さんはこんな言葉を言っていたなあ」と考えたり思い出したりしイメージすることが子どもさんたちの成長につながります。
また、そういった遊びではコミュニケーションを必要とするのでコミュニケーション能力の向上がみられたり他のお友達との協調性が生まれてくれればうれしいものですね。
クマさんとの遊びも、子どもさんたちの成長過程の中で大きな役割を果たす可能性を秘めています。

 

 

さて、このクマさんにはまだ名前がありません。
もしかわいい名前の提案があればまたスタッフに教えてくださいね♡

 

リハビリ発達支援ルームUTキッズ大和高田 松本

脳をトレーニングしよう! ~ペアトレを活かして~第2回 発達が遅い子の脳って? ~海馬について~

こんにちは。

今回のタイトルにちょっと引いてしまった方、すみません…

 

最近は脳画像から、どこに発達障害の原因があるか確認できるようになってきました。

発達障害の子どもは『脳の成長発達がうまく進まないこと』
が原因と考えられています。

原因不明の発達障害の95%は
脳の “海馬(かいば)” または ”偏桃体(へんとうたい)“
の発達が遅れていると言われています。

 

☆海馬=記憶系の中心的な場所
☆偏桃体=海馬の働きと連動しやすく、好き嫌いなどの感情を作り出します

 

今回は海馬について考えてみます。

◎海馬の発達の遅れは“記憶と学習の問題を引き起こす”ので
ここの問題は『新しいことを学習したりそれを活用したりすることが苦手』
となります。

何度やってもなかなか身に付かない時間がかかるという事につながります。

 

学習といっても勉強の事ではなく、まず身につけていきたい
知覚 や 認知 を通じて 知識 技術 運動 などを
獲得したり、活用したりする過程に欠かせない脳の働きを指します。

この海馬へペアトレでどのように関わるのか、と考えた時
やはり思いつくのは『親子タイム』です。

ほめて、スキンシップが取れて、さまざまな経験ができる、
そんな場所はぜひ親子で見つけていきましょう!

砂遊びをしたり、滑り台やブランコ、シーソーなどの体験も知覚を刺激します。

家の中にある物も、使い方や危険を学ぶことが出来ます。

縄跳びや自転車練習、キャッチボールなども空間認知や技能獲得につながってきます。

自宅の中でもボードゲームやテレビゲームで対戦することで、
勝ち負けや相手との関わり方、声のかけ方なども学べます。

しかし、これらを経験・体験することは
海馬に記憶としてすぐに溜まっていくわけではありません。

海馬は脳の『関所』と言われており、
さまざまな脳番地とネットワークを組んで脳の処理ルートの中継地点になっています。
この海馬(関所)を通るたびそのルートは強固になって定着していきます。
それが、繰り返し学ぶということになります。

ところがこの海馬、知覚された情報のすべてが通過できるわけではなく、
好き嫌いがあるのです。

覚えられる情報=得意分野
覚えられない情報=苦手分野
*繰り返し学習することが苦手克服につながっていきます。

 

そこで、ペアトレで学んだ
『肯定的注目』を用いて
『ほめる言葉』を沢山与えていきましょう。

 

 

参考・引用文献:発達障害の子どもを伸ばす 脳番地トレーニング
加藤俊徳著

 

 

リハビリ発達支援ルームUTキッズ河合
酒井 留美
〒636-0061 奈良県河合町大字山坊463-1
TEL:0745-58-2099  FAX:0745-49-0482

リハビリ発達支援ルームUTキッズ 読みの力はどのように育つ①「読み書きへの興味・関心の芽生え」

新しいブログのページ「トモチカの部屋」が開設されました。
「トモチカの部屋」って?という方も多いかと思いますので、自己紹介も兼ねて説明させていただきます。
まず、「トモチカ」というのは、私、リハビリ発達支援ルームUTキッズの作業療法士 福西知史(ふくにしともちか)のことです。UTキッズに入職して4年経過し、いくつかの事業所に関わりながら、様々な支援や取り組みを経験させていただいております。
「トモチカの部屋」は主に学習支援の取り組みに関しての情報発信をしていきたいと思っております。ブログ管理者の方から月1回の更新を命ぜられており、気合を入れてブログ作成していきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。

学習支援を行う中で非常に重要な要素である「読みの力はどのように育つか」について何回かに分けて書かせていただきます。今回は第一弾として、「読み書きへの興味・関心の芽生え」をテーマとさせていただきます。

読み書きへの興味・関心の芽生え
皆さんは読み書きをどう学んだか、文字をどう覚えたかということを記憶していますか?こう尋ねると4,5歳頃に、幼稚園や家庭で点線で書かれた文字をなぞって練習したとか、「の」や「く」を逆さまに書いて注意されたなど、文字の形を「書く」ことに関してのエピソードを思い浮かべる人が多いようです。それに比べて、いつ頃から読むことに関心をもち、いつ頃からどうやって読めるようになったかということは、あまりはっきりと記憶に残っていないことが多いようです。
多くの子どもたちは、生活の中で、周囲の大人や年上のきょうだいたちが、新聞や本を読んだり、書類を書いたりする姿に接して、自然と文字に関心をもち始め、入学前にある程度ひらがなが読めるようになっています。
まだ文字の読み方を知らない子どもたちが、幼稚園・保育園の先生の真似をして、紙芝居や絵本を1枚ずつめくりながら、あたかも読んでいるようにふるまうことがあります。耳をそばだてると、ちゃんと「~しました」「~といいました」のように書きことばの文体を用いて語っています。子どもたちは文字が書かれた紙芝居や絵本などをどのように扱うものか知っていて、絵と文字とは異なるものであること、文字で書かれている内容などについて、それなりの知識をもっていることがうかがわれます。子どもが大人に「これ読んで」と絵本をもってくる姿は、幼い子供のいる家庭ではよく目にする光景です。このとき子どもは、「これ話して」とは言わず、「読んで」と言います。子どもは、まだ自分自身は読めないけれど、「話す」ことと「読む」ことの違いがわかっているようです。線で構成されたものは“じ(字)”というものがあって、文字のまとまりが自分の知っていることば(単語)を表し、それらがたくさん集まって何らかの情報を伝えるという文字の機能を知っているようです。
このような文字の機能に気づき、興味を示す子どもたちの姿は、本格的な読み書き学習が始まる前の、いわば、文字への関心の芽生えの時期にみられるもので、子どもたちが文字の世界に一歩足を踏み入れたことを示しています。

近年、携帯電話、スマートフォン、パソコンなどデジタルツールが多くなり、活字を目にすることが少なくなってきています。大人が本を読む、手紙を書くといった機会が少なくなっていることにより、子どもも文字に触れることが減り、興味、関心につながらない環境になっているのではないでしょうか。
乳幼児期から子どもが興味を示す絵本や図鑑、紙芝居などを見つけ、読み聞かせをしたり、一緒に読んでみたりする遊びのなかで文字に触れさせてあげることが読み書きへ興味関心をもち、学習につながる一番の近道になるかもしれません。

最後に年齢別人気の絵本を紹介しておきます。参考までに。

 

0歳「じゃあじゃあびりびり」

 

 

1歳「きんぎょがにげた」

 

 

2歳「いやだいやだ」

 

 

3歳「おべんとう」

 

 

4歳「ノンタンのたんじょうび」

 

 

 

5歳「けんかのきもち」

 

 

6歳「くまのこうちょうせんせい」

 

 

 

 

 

リハビリ発達支援ルームUTキッズ 福西知史

 

 

 

 

 

 

ルミの部屋・トモチカの部屋 更新しました!

ルミの部屋とトモチカの部屋が更新されています。
ぜひ、お読みください

子どもがかかりやすい3大夏風邪に注意!

みなさん、こんにちは。

遅めの梅雨に入り、蒸し暑い毎日が続いておりますが、お変わりなくお過ごしでしょうか。

夏の日差しでシミが増えてしまぬよう今年から手入れを始める手遅れ残念なアラサー看護師の齋藤です。(´▽`)

 

 

夏休み目前!海に山にお祭りなどイベントに。

楽しみが多く、やることも盛りだくさんなこの季節ですから計画を立て始めているご家族も多いのでは。

けれど、せっかくの旅行やイベントを前に風邪をひいてしまった・・・なんて経験はありませんか?

実はこの齋藤、旅行中に子どもが熱を出した!なんてことを数回経験しております。(;・∀・)

夏休みを満喫するためにも体調は万全にしておきたいですよね。

 

 

そこで、子どもたちを中心に毎年流行する3大夏風邪について、原因や症状から家でできる予防法までご紹介しようと思います。

 

3大夏風邪

 

 

 

冬の風邪の主な原因が乾燥や寒さに強いウィルスなのに対し、夏風邪は高温多湿の環境を好み、夏に活発化するウィルスによって発症します。

これらのウィルスが引き起こす感染症には、症状によってさまざまな病名がつけられています。

 

 

1.手足口病

 

名前の通り、口の中や手足に水ぶくれのような発疹が出るのが特徴で、4歳くらいまでの乳幼児を中心に流行します。

手足や口だけでなく、お尻やお腹、膝回り、顔などに発疹があらわれる子もいます。

口の中の発疹は、潰れて口内炎になることがあります。

また、腹痛と下痢に加え、発熱や鼻水などの風邪に似た症状を伴うこともあります。

発熱は38℃程度の熱が数日続くこともありますが、高熱になることはありません。

この病気を引き起こすウィルスの型が複数あるため、ひと夏に2回発症することもあります。

 

 

2.ヘルパンギーナ

 

5歳以下の子どもが感染することが多いと言われています。

突然の39℃以上の高熱に続いて喉や口の中に水ぶくれのような発疹ができ、数日経つと水疱がつぶれて潰瘍になり、痛みを伴います。

高熱を加え、食べられない、飲めない、不機嫌になると言ったことから熱性けいれんや、脱水症に注意が必要な感染症です。

 

 

3.プール熱

 

かつて、プールの水を介して感染が流行したことからこう呼ばれていましたが、最近の施設はしっかりした水質管理がされているため、プール水を介した感染はほぼみられません。

プール以外の場所でも感染します。正式名称は「咽頭結膜熱」といいます。

症状は39~40度の高熱と咽頭炎(喉の痛みと腫れ)、結膜炎(眼の充血、目やに、涙目、まぶしいなどの症状)が特徴で、腹痛や下痢を伴うこともあります。

幼児期から学童期の子どもに多く発症します。

 

 

感染経路は3つ!
① 飛沫感染:くしゃみや咳。
② 接触感染:水泡の内容物の接触やタオル、おもちゃの共有。
③ 経口感染:感染後は2~4週間にわたり便中にウィルスが排出されます。おむつ交換で便に触れる、唾液のついたおもちゃなどを触って舐める。

 

 

~今日からできる夏風邪予防法~
夏風邪を予防するためには、免疫力を低下させないことが重要です。

適度な水分補給と十分な睡眠をとり、規則正しい生活を送ることはもちろんですが、日常生活に中でもちょっと意識するだけで予防に繋がるポイントがあります。

 

 

①こまめな手洗い・うがい

皆さんご存じ基本中の予防法ですね。

外出後、食事の前、トイレの後、おむつ替えの後、鼻水をかんだ後などには、必ず手を洗うようにしましょう。

 

 

②室内温度は26~28℃を目安に

クーラーのきいた室内と屋外の温度差が大きくなりやすいこの時期は体力を消耗しやすく、うまく体温調整ができなくなって体調を崩すお子さんが増えてきます。

大人も然りです。

ポイントは室温と外気温の差をなるべく小さくすること。

暑いからといってエアコンの設定温度を下げすぎないように調整しましょう。

 

 

③共有物に注意

貸し借りにより接触・経口感染の可能性がありますので、おもちゃ・タオル・コップ・食器は共有しないようにするといいでしょう。

 

 

~乳幼児は普段と違う様子があったら受診を~

体の不調を言葉で伝えられない乳幼児の場合、不機嫌になる・いつもよりよだれが多く、食べる量が少ない・飲まないなど、普段と違った様子がみられるときは受診をお勧めします。

とくに口内に水疱ができる「手足口病」や「ヘルパンギーナ」は、痛みで唾液を飲み込むのも辛くなり、よだれが増えたり、飲み物が飲めなくなったりします。

 

 

~夏風邪にかかった時の注意点~

熱があっても本人に活気があれば、さっと体を流すくらいのシャワー浴はOK。

おむつをしている子は特にこの時期蒸れやすいので、シャワーで流してあげるとさっぱりします。

ただし、長時間の入浴は避けましょう。

体力を消耗しないように早めに切り上げましょう。

シャワー浴も心配な方は熱いタオルで体を拭くのもいいですね。

 

 

~深刻な合併症を引き起こす可能性も~

3大夏風邪はいずれもウィルスが原因のため、抗生剤は効きません。

熱や痛みに対して解熱鎮静剤のカロナールがよく処方されます。

服用後は熱もさがり痛みも軽快しますので、そのときに食べやすい食事(うどんやゼリー、アイスなど)と水分を十分摂らせてあげるようにしましょう。

基本的には数日の自然経過で熱がさがり、症状は落ち着いてきます。

ただし、まれに深刻な合併症を引き起こすことがあります。

「手足口病」や「ヘルパンギーナ」の原因であるエンテロウィルスは、髄膜炎や脳炎などの中枢神経系の合併症を起こすことがあり、アデノウィルスは「咽頭結膜炎熱」の他にも、気管支炎や肺炎などの呼吸器疾患、腸炎、出血性膀胱炎などさまざまな症状の原因となることがあります。

また、ほかの感染症との混合感染の可能性もあります。

発熱が長く続くとき、ぐったり感が強いとき、頭痛や嘔吐がみられるときなどは、1度病院受診していたとしても、再度病院を受診し診察を受けましょう。

 

 

暑さによる睡眠不足や食欲低下、クーラーによる室内外の温度差などで、ただでさえ体調を崩しやすいこの季節。

規則正しい生活習慣に気を付けて体にとって快適な環境を整えましょう。

こどもにかかりやすい3大夏風邪ですが、大人も感染します。大人も十分気をつけましょう。

 

 

暑~い夏!けれど楽しい夏。

家族みんなで元気に乗り切って、心に残る思いでをたくさんつくりましょう!(*´▽`*)

 

 

 

 

ユーティー訪問看護ステーション
看護師 齋藤
〒634-0062 奈良県橿原市御坊町152

 

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