日中の寒暖差が出てくる時期となり、服装が難しいこの頃です。

先日、野球の世界一を決めるWBC(ワールドベースボールクラシック)では日本が世界の頂点となりすごく盛り上がりましたね。野球が好きな人もそうでない人も観ていた方は多くおられたのではないでしょうか。

私は始まる前から胸をわくわくさせながら日本を応援していました。１次ラウンドでは1位通過で決勝ラウンドに駒を進め、２次ラウンドではトーナメント形式で負けたら終わりの中、日本は準決勝、決勝と劇的な勝ち方で勝利し、テレビで観戦していた私は涙が出るほど感動を受けました。優勝してからのテレビ番組ではどのチャンネルもたくさんの報道流れていましたが、その中であるコメンテーターの方がおっしゃっていた言葉が印象に残りました。

『意欲の根源は感動にある』という言葉です。

人が興味を示し“やってみよう”と感じることは何か心を動かされるものがあり、その背景には【感動】や【あこがれ】があるということです。今回は野球で心を動かされましたが、日常生活の中でふとした興味・関心を持つことは少なからずあるかと思います。大人になり日々生活しているとその意欲が落ち着き、刺激がなくなる傾向になりがちです。しかし子ども達は日々目を輝かせ目の前にあるものにいつも全力投球です。周りの環境や物、関わりのある人たち、特に父親や母親のことはよく見て【あこがれ】の目を持ち過ごしているはずです。

私たち支援者としても子どもたちの無限の可能性を信じて「やりたい気持ち」「がんばろう」という気持ちをたくさん感じて頂けるように、日々精進して取り組んでいきたいと思います。

写真は野球とは関係ないですが、スタッフ共々、子どもに寄り添い応援できる一員でありたいと思っています。今年度もありがとうございました。

リハビリ発達支援ルームUTキッズ奈良　管理者　村田