お知らせ

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2026.02.16

山の辺小学校で盲導犬の授業を行ってきました

こんにちは。盲導犬ユーザーで作業療法士の辰己貴之です🐾

2025年11月21日(金)、天理市立山の辺小学校で3年生のみなさんに盲導犬の授業を行わせていただきました。今回もご縁を繋いでくださったのは山の辺小学校区地域コーディネーターの桑原さんです。
地域のイベントを含め、山の辺小学校での授業は今回で3回目となります。盲導犬を通した学びの機会を継続していただけること、そして素敵なご縁をいただけることに、心から感謝しております。

初めてご依頼をいただいた昨年度、小学校側から「児童に、盲導犬が実際に仕事をしている姿を見せてあげたい」というご希望がありました。
事前に児童のみなさんはアイマスクをつけ、「見えない・見えにくい状態」での歩行体験(くねくね道、段差の昇降、障害物の回避)を模擬コースで行ってくれていました。
当日も同じ模擬コースをご準備いただき、盲導犬が“どのような場面で、どのようにユーザーをサポートしているのか”を実際に見てもらうため、盲導犬と一緒に歩行を行いました。

今年度も講話と実演の2時間をご依頼いただきました。
今回は「子どもたち主体で考える授業にしたい」とのご要望をいただき、どうすれば主体的な学びにつながるかを、先生方と念入りに打ち合わせしました。この時間がとても楽しく、私自身も学びの多い準備となりました。

前半の45分は、盲導犬の知識や声掛けのお願いについてお話ししました。
授業で「盲導犬は吠えません!」と伝えると「ええーー!」と驚きの声が上がり、私も思わず笑顔に☺️
盲導犬ユーザーへの声掛け練習では、みんなで声をそろえて「何かお手伝いできることはありますか?」と元気いっぱいに練習してくれました。

休憩をはさんで後半45分では、いよいよ『子どもたちが自分たちで考える授業』です。
僕とパートナーが実際にコースを歩きながら、「どうすれば盲導犬とユーザーが安全に歩ける?みんなならどうする?」という視点で意見を出し合い、協力して解決していきました。
ゴミが散乱した道を再現したコースでは、「危ない物があればどうする?」という問いに対し、「どかしてあげる」「教えてあげる」など、たくさんの意見が飛び交いました。
さらに、「拾うだけじゃなくて、はじめから捨てない!」という気づきまで生まれ、子どもたちの視点の広がりに感動しました。
時には、先生から指名を受けた児童が前に出て、みんなの意見をまとめながら授業を進める場面もあり、“1人ではなく、みんなで考えてより良い方法を見つける”という学びが自然と生まれていました。

帰り際、昨年度に授業を受けてくれていた当時3年生のみなさんが、
「辰己さーん!あの時は授業してくれてありがとう!」とわざわざ駆け寄って声をかけてくれました。僕たちを覚えていてくれたこと、そして親しみのある声を聞けたことが本当に嬉しかったです😌

また、打ち合わせの段階から「失敗もいい経験!うまくいかなかった場合は臨機応変に対応していきましょう!」と前向きに受け止めてくださっていた山の辺小学校のみなさんの姿勢に、当日も何度も助けられました。
準備から当日のサポートまで丁寧に寄り添っていただき、本当にありがとうございました🙇‍♂️✨
またご縁がありましたら、ぜひよろしくお願いいたします。

管理本部 作業療法士 辰己貴之