お知らせ

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2026.02.25

山の辺校区 人権学習会で講演をさせていただきました

こんにちは。盲導犬ユーザーで作業療法士の辰己貴之です🐾

2025年11月29日(土)天理市・東部公民館で開催された「山の辺校区 人権学習会」にて講演の機会をいただきました。
9月13日(土)の地域連携イベント「ワガマチ合考」で私の盲導犬授業を聞いてくださったことがきっかけでご縁をいただき、東部公民館の脇田館長からお声がけいただきました。

事前の打ち合わせの中で、脇田館長から車椅子を利用されているご友人のお話があり、
「障害は“不便”だけど“不幸”じゃない」
という言葉に深く共感しました。私自身も障害によって不便さを感じることはあっても、不幸だと思ったことは一度もなく、むしろ障害があったからこそ出会えた多くのご縁に恵まれていると感じています。
また、恩師がよく口にしていた
「なってしまったら仕方ない。これからどうするかだ」
という言葉も常に心にあり、大病を経験された方だからこそ、その言葉は私にとって何よりも重みのあるものでした。

こうした対話を重ねる中で、「自分が一番伝えたいことは何か」を改めて見つめ直し、障害は人ではなく環境や社会との関係の中で生じるものであり、環境が整えば障害は障害でなくなるという考えを一人でも多くの方に知っていただきたいという想いが、私の活動の原点であることを再確認しました。

当日はその想いを胸に、「障害と環境の関係」や「現在の活動に込めている意図」について、約1時間お話しさせていただきました。
講演中「自分の話ばかりになっていないだろうか」と不安になる瞬間もありましたが、会場の皆さまが真剣に耳を傾けてくださっている様子が伝わり、安心してお話を続けることができました。

講演後のアンケートでは、「これからも子どもたちへ体験と盲導犬のお話を伝えてください」「前向きに頑張っておられる姿に力をいただきました」など温かいお言葉を多数いただき、大変励みになりました。

事前の準備から当日の会場設営、誘導に至るまで丁寧にご対応くださった脇田館長をはじめ、今回の学習会に関わってくださったすべての皆さまに、改めて心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました。

管理本部 作業療法士 辰己 貴之