こんにちは。

ユーティー訪問看護ステーション看護師の大野です。

毎年冬になると乾燥して荒れてしまう手指でもコロナの影響で昨年以降は手洗い・手指消毒を念入りにされていることから、これまで以上に手荒れに悩まされていることでしょう。

最近、手荒れに悩まされている利用者様が以前にも増して目にすることが多くなってきたことから、

今回は、手荒れ対策についてお話をしようと思います。

手荒れは手の甲や手のひら、指のかさつき、進行していくと皮膚がガサガサになり皮むけや赤み、ひび割れ、痒み等の症状がみられてきます。

軽い症状だからと、刺激を受け続けることになり傷が深くなることで、細菌感染を起こすこともあるので注意が必要です！！

そのため、日ごろのケア・予防が大事になってきます。

手指消毒液と手洗いの使い分けも大切です。明らかに手が汚れているか汚れていないかで使い分けましょう。

・見える汚れ→石鹸と流水による手洗い

・見えない汚れ→手指消毒

水作業後は、手は濡れたまま放置せず必ず拭き取り、完全に乾いてから保湿をしましょう。

また、食器洗い時には、ゴム手袋を使用して行うことも良いです。

キッチンや洗面台、水作業を行うそばにハンドクリームを置き、こまめにケアすることを習慣にするよう心掛けてみてください。

カサカサ肌には保湿系、ごわごわ改善には尿素系、あかぎれやひび割れにはビタミン系のハンドクリームがお勧めです☆

ケアしていてもなかなか治らない場合や、ひどい湿疹・じゅくじゅくただれている場合は、適切な治療が必要です！自己判断されず、まずは皮膚科を受診してください。

軽い手荒れだからと軽視せず、就寝前にはマッサージもかねて保湿してみてください☆

きれいな手で・・気持ちもスッキリと一日一日を過ごせますように☆