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2018.12.07

「いろとりどり」リハビリ発達支援ルームUTキッズ三田

映画を観ました。
『いろとりどりの親子』というドキュメンタリー映画で、24か国で翻訳されている(日本語版は来年発売のようです)ノンフィクション本『FAR FROM THE TREE』を原作としています。
 
 
最近、「多様性」という言葉をよく聞きますが、タイトルにもなっている「いろとりどり」という言葉が素敵だなと思います。
この映画には、いろとりどりの親子が登場します。
「自閉症」「ダウン症」「低身長症」「LGBT」など、子どもがさまざまな“違いも持っています。
周りとは“違う”、親である自分とは“違う”性質を持つ我が子を前に、親は戸惑い苦しみます。
妊娠中の生活が良くなかったのか…子育てを間違えたのか…遺伝子が良くないのか…何が悪かったのだろうと。
一方で、子どもは、ありのままの自分を受け入れられていないことを敏感に感じとります。
 
 
親が願うのは、「子どもの幸せ」です。
「普通」や「同じ」ことが幸せだと思ってきたがために、そこに少しでも近づくことを求めてきた親は、いろんな形の幸せがあることに気づきます。
それと同時に、子どもを愛していたことに気がつきます。
 
「しあわせの形は無限に存在している」
 
自分の思う「幸せ」が、人の思う「幸せ」と一緒とは限らないし、一緒でなくて良い。
色々と考えさせられた映画でした。
療育の中でも、お子さんひとりひとりに向き合い、そのお子さんが求めているものを、うまく拾っていきたいなと感じました。
 
 
 
 
 
 
 
リハビリ発達支援ルームUTキッズ三田
黒川
669-1535 兵庫県三田市南が丘1-54-27
TEL:079-559-6599  FAX:079-559-6598