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2021.09.09

「メダカの水槽」

私の家ではメダカを飼っています。これは元々、訪問している利用者さんが大切に育てておられたメダカで3年ほど前に10匹程度譲ってくださったものです。

 

メダカを育てるのは初めてのことでしたので、何をどうしたらいいか全くわかりませんでしたが、その方に、生育環境の整え方や餌やりのタイミングなど一つ一つ教えていただきながら育てることが出来ています。

 

毎年春〜夏にかけて卵を生みますが、待てど暮らせど孵らない卵もあります。せっかく孵った赤ちゃんメダカはかろうじて見えるほどの小ささで、親メダカ世代と同じ水槽のままだと食べられてしまうこともありますので、ある程度の大きさになるまでは別の水槽に移して成長を待ちます。

 

増えては減り、減っては増え、、、亡くなっていくのは悲しいですが、また新たな誕生の喜び、生き物の命のつながりを感じられたりもします。

 

あまり人に慣れるというイメージはないと思いますが、長い時間一緒に過ごしていると、水槽に近づいた時に集まってくるようになります。おそらく餌をもらえると思って集まってきているのだと思いますが、意外とかわいいですね。

 

 

比較的育てやすいですので、何か動物を飼いたいけど生き物を育てるのが難しそうと躊躇されている方や、お子さんがいらっしゃるご家庭でも育ててみられてはいかがでしょうか。

 

その利用者さんとは今も訪問の際に、育て方のアドバイスをもらったり、うちののメダカの状況を報告したりと、メダカつながりでの楽しいやりとりをする時間がもてています。

ユーティー訪問看護ステーション

作業療法士 黒田真有子