「体を温める食生活」
こんにちは。ユーティー訪問看護ステーション 理学療法士の李です。
今年の冬は例年よりも寒いですね。人の体に冷えは大敵です。
体を温めてくれる食材を知って積極的に摂ることで冷え知らずの身体を作りましょう!
どんな食材達が体を温めてくれるのかご紹介します。
○根野菜
根野菜は水分が少なく、ビタミンC、ビタミンEや鉄分などのミネラルが多く含まれています。
ビタミンEは血行促進作用がありますし、鉄分は造血作用があります。その他のミネラル類もタンパク質と結合し血液や筋肉の素になります。
食材としては、生姜、にんじん、南瓜、ごぼう、大根、蓮根、玉ねぎ、山芋、じゃがいもなどです。
生姜は体を温める食べ物としては有名ですよね。これら以外でも根野菜はたくさんありますのでみそ汁の具にしたり、色々アレンジして摂取することを心掛けましょう。
○タンパク質
タンパク質は、筋肉から臓器、体の細胞を作る元となる人間にとって必要不可欠な栄養素です。
動物性タンパクと植物性タンパクとがありますが動物性タンパクは比較的摂取しやすいので、個人的には植物性タンパクを意識して摂ることを推奨したいです。
動物性タンパクを多く含む食材はお肉です。牛、豚、鶏と動物のお肉であれば問わずタンパク質を摂取できます。しかし脂肪分も多く含みやすいため赤身やささ身などがおすすめです。
植物性タンパクを多く含む食材は、大豆やえんどう豆などの豆類、ブロッコリー、アスパラガス、芽キャベツ、とうもろこし、アボカド、バナナなどです。僕は昼食を、ブロッコリーを軸としたサラダ(ドレッシングは使用せずオリーブオイルと塩コショウ)に豆腐とバナナ1本しています。カロリーを抑えても植物性タンパクを欠かさないようにしています。
○発酵食品
発酵食品の中に代謝向上を助けてくれる酵素がたくさん入っています。
食材はチーズ、納豆、味噌、キムチ、ヨーグルトなど。
○その他
カプサイシンは発汗作用があり体温を上げてくれます。
ポリフェノールは血管を拡張し血流を良くしてくれます
寒い地域で取れる果物(りんご、さくらんぼ、ぶどう)も身体を温める作用があると言われています。
まとめると、
根野菜を具にしたキムチ納豆味噌汁が最強!
ってところでしょうか(笑)
紹介した食材を上手くアレンジして体を温める食生活で、寒い冬に打ち勝ちましょう!
ユーティー訪問看護ステーション 理学療法士 李賢守