2020.03.25
「利用者様に寄りそう」
こんにちは、訪問看護ステーション作業療法士の今堀です。
今回は、私が訪問している利用者様に勧めていただいた書籍を紹介いたします。
利用者様がこの書籍を手にされた経緯は、ご家族のお一人がレビー小体型認知症と診断されたことからでした。
入院中は見えないはずの人が見えるなどの幻覚症状があり、大変不安に感じられたそうです。
ご家族にとっては初めて聞く病気。
なぜこんなことが起きているのか?起こっていることを知りたいと、この書籍を手に取られたそうです。
本の中で同じような症状の説明や経験談が書いてあり、ご家族様の症状がどんな理由で起きているのか?を知ることで理解できたことがあったと話されておりました。
「同じように悩んでいる人がいて、この人だけじゃないんだ」そう思われたようです。
私もこの書籍を読ませていただいて、ご利用者様が経験され、ご家族が乗り越えられてきた思いの大きさを感じ、感銘を受けました。
ご興味のある方はぜひ一読ください。
作業療法士 今堀 好昭