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2017.12.08

「精神科」の訪問リハビリをふりかえって・・・

精神科の訪問リハビリに伺うようになってからのこの半年を、静かにふりかえっています。
 
僕を受け容れていただけるか・・・不安を内に秘めながらお会いし、お会いするにつれ、
溶けてゆくように開かれてゆく利用者さんの心に触れさせていただいたように思います。
 
精神の障害は、目に見えない。だから、たくさんの誤解を受け、深い傷を心に負ってしまう。
簡単に癒えることなどありえない。
 
「ひとは、みんな、幸せになれる」
「幸せになるために、生きている」
 
そう、語り続けながら、利用者さんのお話を伺う、
薄紙を一枚一枚重ね合わせるように関わらせていただいた半年でした。
 
心に深い傷を受け、それでもなお、立ち上がろうとする、その利用者さんの姿に接して、
「ひとの、生きる力は、素晴らしい」とあらためて思います。
 
苦しさからの回復の過程を生きる、その力の確かさ。
 
・・・これがあれば・・・生きてゆける。
・・・頑張ってゆける。
 
励まされたのは、やはり、僕のほうだったようです😂
 
 
OT山之内