【冬でも活動を(できたらいいな)】
皆さんこんにちは、ユーティー訪問看護ステーション作業療法士の斧山です。
冬至も近づいており気温も冬型になって冷え込むことが多くなり、日が暮れるのが早くなって一日一日がとても早く過ぎているように感じる季節となりました。
訪問リハビリを行っていると、御利用者様方は冬場に外に出て活動をすることに躊躇されている方や億劫になってしまう方が多くなってきます。
ある利用者様は、冬場は特に外に出る機会が減り、「寒い時は家でゴロゴロしているのが一番!!」と話される方もいらっしゃいます。
私としても暖かな家の中で、うごかずじっとしていられるのが一番幸せと感じる気持ちもわからなくもありません。
いやいや、しかし、そこでじっとしてしまっている状態ではどんどん体力が低下してしまうのです。在宅生活を続けていただくためには基礎体力の維持は必須なんです。
リハビリの人間としては少しでも体力の維持をするには体操や歩行練習などを行ってください!!
と心の中では思っているのですが、負担も大きいと思われるので、なかなか言えないのが実情です。しかし、少しでも運動を行ってもらいたいと感じていることは事実です。
日によっては、小春日和の日などもあり、気温も暖かく、外に出て日光浴するだけでも体の中でビタミンDが生成され健康維持に役立つといわれています。
ビタミンDは、食物(魚類やキノコ類)からも採ることができますが、日光浴をして紫外線を浴びることでカルシウムの吸収を促進して骨が健康な状態を維持することや骨粗鬆症予防にも役立つといわれています。
また、筋肉を増やして運動能力の向上という情報も見られます。この日光浴はガラス越しでは意味がないといわれており、できるだけ外に出て日光浴することが良いとされています。
最近の研究では肝臓がん、肺がん、乳がん、前立腺がんなどの癌の予防にも働くとわかってきているようですよ。
日光浴する時間は約5分程度でよいということであるのでそれほど負担ではないのではないのかな?と感じています。
皆さんも小春日和の日に少し外に出て日光浴をして、できれば散歩も(できたらいいな)と思います。
ユーティー訪問看護ステーション 作業療法士 斧山智徳