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2021.04.27

ぺアトレと環境作り  第1回 脳の成長によい環境と悪い環境

今回からテーマをより実践的なことにしてみました。

ぜひ、これを読んでいるその日から活用してみてください。

第1回目は ベース作りのよい悪いについてお話ししたいと思います。

 

  • 脳の成長によい環境とは?

環境の3原則

  • 「子どもが健全なことをまねしやすい環境であること」
  • 「子どもが状況を理解できること」
  • 「子どもが行動すること」が徹底されていること

 

脳がまだ不十分に発達していない子どもほど

環境の力は絶大‼

 

環境によって脳が動かされている割合が大‼

 

親子のコミュニケーション=環境の大きな要素を占める

重要ポイント‼

 

環境の良し悪し=周りの大人の接し方次第‼

⇓ ⇓

理解して行動することは、脳全体をきちんと使うことを意味し、

子どもがぐんぐん成長する秘訣となります。

 

 

  • 子どもの脳は真似が大好き

 

・子どもは無意識に物真似をしています

親子のコミュニケーションは言葉を介さなくても

物真似で成立しています。

 

・子どもの理解を確かめ

1つひとつ会話を進め

時間がかかっても

最後まで子ども自身に行動させる

「習慣化」「よい環境の条件」

 

 

  • 脳が伸びにくい悪い環境

 

・理解が進まない

行動を活発に行わない環境

脳の成長力低下

 

・コミュニケーションの質の原因

⁂過度に叱りつけて自信を失わせる

⁂投げやりな態度や消極的な態度をとらせる

⁂親子で口論を繰り返すことで過度に反抗的にさせる

⁂親がやりすぎる

 

 

  • 脳の成長によい環境

①子どもの話をじっくり聞く人がいる。

②子どもが分かるように話す人がいる。

  • 褒められ、成功体験を積んでいる。
  • 失敗を落ち着いて諭す人がいる。

 

 

  • 脳の成長に悪い環境

①いつも怒られている。

②いつもせかされている。

③言ったことをいつも否定されている。

④最後まで自分で行動していない。

  • 子どもがよく怒ったり、親と言い合いをしている。

 

 

今回の内容をまとめてみると・・・

普段から良好なお親子のコミュニケーションを築いておくことが、

子どもの行動をスムーズに促すことにつながります。

 

また、何事も急がず、ゆったりと構えて接しましょう。

子どもの脳の処理速度は大人よりとてもゆっくりです。

そのスピードに合わせることが

うまく子どもとコミュニケーションがとれているコツと思います。

 

ぜひ、ぺアトレを行う時の

ご自身の接し方、コミュニケーションの取り方を

振り返ってみてください。

 

子どもは親の背中、行動を見ていますよ。

 

 

参考・引用文献:発達障害の子どもを伸ばす 脳番地トレーニング

加藤俊徳著