ぺアトレと環境作り 第4回 子どもの脳に届く話し方3か条
こんにちは。
今回からは接し方について
何回かに分けてお話ししたいと思います。
≪子どもの脳に届く話し方3か条≫
「十分な“間”をとって話す」
「短い言葉で話す」
「穏やかに話す」
- 第1条 十分な間をとって話す
脳の発達 = 処理スピードが早くなる
⇓
正確な処理をゆっくり行うことが必要!
・正しい脳のルートさえできれば
繰り返すことで必ずスピードはアップ‼
・処理のルートが定まっていない段階で
子どもの行動をせかすことは
脳の発育には逆効果‼
・親にとっては子どもの返事や行動が「遅い」と感じてしまいます
⇓
子どもの脳の処理はゆっくり進む
⇓
必ず十分な「間」が必要 心持ちゆっくり話す
- 第2条 短い言葉で話す
脳が「分かった」 = 酸素を使う
脳が「分からなかった」 =酸素を使わない
(細胞が働かない)
⇓
酸素を使わなければ脳は伸びない
・子どもは記憶の容量が少ない
‖
長い話×(話の一部しか覚えていない)
↓
短く 端的に
・聴覚が苦手
↓
結論を先に伝え
理由は後で手短に
・指示をする
‖
指示を実行するとどんなメリットがあるかを話す
⇓
指示の意味理解ができ
ただ指示に従うよりも
脳を広く使うことが出来る
- 第3条 穏やかに話す
☆何より大切なのは
穏やかな声で話すこと‼
・発達障害ではほとんど感覚系が苦手
⇓
⁂話し手の真意を読み取ることが苦手
⁂強く言いすぎる = 萎縮・反発
⁂子どもの理解の妨げ
⁂理解系の活動が思うように進まず
素直に受け入れることができない
・大事なことを伝える
→穏やかな声で
→そっと短く話す
⇓
理解系が言葉を受ける
⇓
次の思考や行動へ
脳の活動が進みやすくなる
子どもの反応の遅さにイライラしてしまい、
ついキツイ口調になりがちと思います。
また、間が待てず、指示を次々入れてしまいやすいのではないでしょうか?
子どもと話す時は
自分自身の中で一呼吸置いて、
心に少しでも余裕を持って
話してみてくださいね。
参考・引用文献:発達障害の子どもを伸ばす 脳番地トレーニング
加藤俊徳著