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2021.05.24

ぺアトレと環境作り 第2回 脳が働きやすいものを生活環境に揃える

こんにちは。

今回は 子どもが行動しやすい

生活環境作りについて考えていこうと思います。

 

子どもの脳を働かせるもの

・子どもの脳が喜ぶものを集めていく

脳の発達を助ける環境作り

 

・楽しんで行動する場面

集中している場面

脳が適切に働いているシグナル=退屈せず

ずっと脳を使い続ける

 

しかし‼

子どもが喜ぶからと言って、おもちゃを山のように与えるのではなく、

子どもが大事に使いたくなる

テンションが上がるものを揃えていく

 

例えば) 体操着入れや習い事の手提げなどは

一緒に好きな生地を選んでデザインして

お母さんが手作りすれば

使うたび感情系や記憶系が刺激されます

 

子どもの脳を働かせないものも少し置いておく

子どもが未体験のものを

そっと目につくところに置いておくことも

未熟な脳エリアへの刺激として有効です

<point>

・押しつけがましくなく言わない

・読書嫌いでも 楽しそうな本の準備

両親が読書している姿を見せる

なんとなく手に触れてみる

 

1人で活動するものに偏らないようにする

・人づきあいが苦手なお子さんは

1人で活動するものばかり集まる傾向にあります

 

・家族で一緒に活動できるもの

2人以上で遊ぶものを意図的に用意しましょう

 

例えば) オセロ、トランプなどはOK

自室でのテレビ、ポータブルゲーム機などは

1人の世界に没頭することを助長するので

よく考えてから与えます

 

子どもの脳が働いているシグナル

・笑っている  ・好きだというもの  ・適度に緊張するもの

・沈黙  ・予定を入れたがるもの  ・会話が続くもの

・自分でやってみたがること  ・集めるもの  ・こだわるもの

・大事にするもの  ・テンションが上がるもの

 

子どもの脳を刺激する生活環境

 「見える収納」 「1対1の収納」

何が入っているかを書いたシールや

入っているものの写真を貼る

お子さんと話し合いながら対応方法を検討してください

 

何がお子さんに必要なものか、

どのような対応で刺激を入れていけばよいか、

今回の内容を参考にお子さんと一緒に環境を見直してみてください。

いい機会になると思いますよ。

 

参考・引用文献:発達障害の子どもを伸ばす 脳番地トレーニング

加藤俊徳著