エアコンは利用していますか?
こんにちはUT訪問看護ステーションの看護師 熊田です。
梅雨が明け、本格的に暑くなってきましたね!体調管理は皆さん大丈夫ですか?
今回は訪問の中で気づいたことを書こうと思います。
毎年多くの熱中症についての注意喚起を目にしますが、毎年なくなることのない熱中症です。
訪問させていただいている利用者さんの中にも、この夏、熱中症にならないかな?とご心配される方がおられます。
ご年配の方だけでなく意外とお若い方も心配されています。
「エアコンをつけましょうね!」と、色々な所で言われていますが、エアコンをつけていない方は意外と多いものです。
私の身近な方でつけない理由を聞くと、
「体感温度が低いので暑く感じない。」
「暑いけど、慣れている。」
「電気代が心配。」
「使い方がよくわからない。」
「(とりあえず)大丈夫だから。」
「午前中はつけない。と、決めているから。」と、様々な理由。
その方々にどのくらい暑かったらエアコンつけますか?と聞くと、
「わからない」
「一瞬付けて涼しくなったら切る」「人が来たときだけ」
「扇風機を回す(現在も利用されていますが)」と、皆さん、もともとつける気が少ない模様。
体のためには必要だと知っておられても、「つけない」という選択をされる方は意外とおられるんですね。
そんな時は、訪問していても、どうしていいものか本当に悩みます。
毎日、24時間状況がわかるわけではないので、熱中症になっていないかとても心配です。
なので、家族の方や支援者の方々に報告をしつつ、どうしたら熱中症予防できるかな?と考えています。
そんな中で、先日どうしてもエアコンつけないという方に、氷枕を勧めてみました。すると、意外にもそれはすぐに受け入れてくださり早速その効果を教えてくださりました。
「気持ち良くて、よく眠ることができた」と聞かされた時はとてもうれしかったです。
そして、それをきっかけに今まで暑かったことを少し実感してもらえました。
今は暑さがまだそこまで厳しくはないので、氷枕で心地よく過ごす程度で大丈夫かと思いますが、今後はさらに暑さが厳しくなる季節となります。
状況によってはエアコンを使う、それだけでは間に合いません。
私は訪問を重ねていく中でエアコンつけてくださることも目標にしつつ、何より熱中症や脱水になられないようにアドバイスと注意を促していこうと思います。
できれば皆さま。
最近の暑さは厳しいです。適切な室温と湿度を保つために上手にエアコンを利用して夏を乗り切ってください!
そして、身近なところでもエアコンなしでの生活をされている方もいるので。どうぞ、お声を掛け合っていただけると嬉しいです。
ユーティー訪問看護ステーション 看護師 熊田尚美