2022.11.15
リハビリ発達支援ルームUTキッズ大和高田 療育で分かった事(遊具)
秋が深まり、朝夕の冷え込みも厳しい季節となりました。
皆さまはいかがお過ごしでしょうか。
UTキッズ大和高田保育士の長船桃加です。
4月より新入職員としてUTキッズに入り半年が立ちます。
今回半年が立ち療育に入る上で分かったことをご紹介したいと思います。
私は療育でよくトランポリンを使います。
子ども達もトランポリンが好きで遊んでいる姿を見ます。
トランポリンは主に飛んで遊ぶものというイメージしかなかったのですが学んでいくと姿勢を保つ力が備わり、利き手が定まっていない子には体の左右が協調出来ること、ボールや風船などを使うと目と手の協調(目から入ってきた情報は、身体を動かす事で繋がる、この力は危険を回避し、学習することにも必要にもなる事を知りました。
トランポリンを使っての遊びを1つ紹介したいと思います。
足にボールを挟みながら落とさないように跳ねるを行うとなると見る視点は両足を一緒に使う活動になるので下肢(股関節から足のつま先まで)に意識を向けることが出来ているか、足にボールを挟んだままでもバランスを取ることが出来ているかになります。子どもの段階に応じてボールの重さを重くして足にかかる負担を大きくし難易度を上げたり逆に軽くしたりして足に掛かる負担を小さくして難易度を下げることも出来ます。
トランポリンを使用する時に得られる効果を学んだことで見る視点が定まりました。
遊具はトランポリンだけでなく沢山あるので他の遊具の効果も知り療育中の見る視点をさらに広げていきたいと思います。
リハビリ発達支援ルームUTキッズ大和高田 長船