リハビリ発達支援ルームUTキッズ広陵 アンガーマネジメントと私
冬休みも終わり、新学期が始まりました。
日常が少しずつ戻ってきているような、そんな感覚です。
先日、アンガーマネジメントの講演会に行く機会がありました。
アンガーマネジメントって最近よく聞くし、気になっているけど、毎日怒っている私、そんなので本当に変われるのかしらと半信半疑。
アンガーマネジメントについての知識もなかったので、これは今受けるべき!と思って会場へ。
席につくと、隣に久しぶりのママ友さんが。お互い「あっ!」となり、「どう、最近?」という話から、お互い家で怒ってしまうエピソードがたくさん出てきました。すごく共感できる~と思っていると、講演会がスタート。内容はすごくわかりやすく、興味深いものでした。
私が講演会でお話を聞いて印象に残ったことは
・アンガーマネジメントは、「怒り」を「後悔しないこと」である
・怒りの記録をつけましょう
という2点です。(他にも興味深い考え方がたくさんありましたが、ここでは割愛します)
そもそも、アンガーマネジメントは「怒らないこと」とは違うんですね。もしそうだったら、難しいなあと思っていたので、目から鱗でした。
どういうことかというと、怒るということは人間の自然な感情の1つなので、「怒り」が悪いことではない。また感情なのでなくすことはできないということ。納得です。
家では、怒ってしまって寝顔を見て後悔、を繰り返していたので、まずは「怒ってもよい」、ただし、「怒る必要のあることは上手に怒ること」、「必要のないことは怒らないようになること」。この二つを線引きできるようになることが大切なようです。
そして「怒り」について分析すること。日々、いざ何に怒っているか書き出してみるとよいそうです。アプリもあるとのことで私は早速アプリをダウンロード。今まで、何で自分が怒っているかなど記録したことがなかったので、エピソードを入力していると視覚化でき、少し客観的に見られる気がします。
さて講演会後の冬休み、どう過ごせたかというと…
冬休みの課題や、一日3回ご飯の用意、大掃除、合間に遊び、時には喧嘩の仲裁も。
あまりに喧嘩が続くと「もう、いいかげんにして!」と何度言ったことでしょう(お恥ずかしい…)。怒らないで過ごすってどうしたらいいのとまた思っていた私がいます。
でも以前はそれで終わっていましたが、今は記録し、怒る必要があったかどうかを考える時間を少しだけ取るようにしています。
今継続中なのでどうなるかわかりませんが、自分の怒りの傾向は少しずつ分かってきました。
すぐにうまくいくわけではないと思うので、本当に少しずつスモールステップで、無理のないようにやっていきたいと思います!
リハビリ発達支援ルームUTキッズ広陵 桑内