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2021.03.26

リハビリ発達支援ルームUTキッズ河合の 一年間

いつもリハビリ発達支援ルームUTキッズ河合をご利用いただきありがとうございます。一年間の支援に、ご理解ご協力をしていただきました事、感謝しております。

 

児童発達支援の個別支援やぷちチャレンジ(集団)では、からだ土台を中心に支援を行っています。最初はうまくコントロールできなかったバランスボールも、踏ん張ることができるようになり座ったままで垂直に近い感じでジャンプできるようになりました。また、マット押しやマット引っ張りなどで体幹へのアプローチも行ってきました。子どもたちの動きが変わったり、自信がある言葉を聞けるようになったり、とても成長を感じています。

 

UTチャレンジ(学習支援)では、最初の20分程度は体を使った遊びやビジョントレーニングを取り入れた動課題の支援をし、その後にプリント課題などの机上課題をするという支援をさせていただいています。動課題では、バランスボールに座って跳ねたり、バランスボールに座ったまましりとりをしたりしています。しりとりは途中で「次に言う人にボールを投げる」などを加えレベルを上げて取り組んできました。意識しないといけないことが多くなると、ボールを捕れなかったり、バランスボールで跳ねるのを忘れたりしていましたが、繰り返し行うことでできるようになっていました。

また、眼球運動を意識して、ヒラヒラ羽キャッチやスーパーボールキャッチなども取り組んできました。羽は、カットすることで1枚ずつ落ちるスピードや揺れ方が変わるので、その変化を楽しみながら子どもたちも挑戦していました。

 

 

繰り返しすることでできるようになり、子どもたち自身が「やったー」「とれた」と声をあげていましたので、成果を感じ取れていたのだと思います。

 

昭和塾(SSTクラス)の畑作業を今年度も行いました。夏野菜(きゅうり、とうもろこし)をそれぞれのクラスで育て、ゴーヤをSST全クラスで育てました。生長を自分たちで確認して育てていくうちに、「大きくなったな」「早く野菜になって」などの声が聞かれるようになりました。毎週1回ではありましたが、他クラスの野菜も気にしながら草ひき、水やりと暑い中でしたが意欲的に取り組んでくれていました。

 

今年度は、トウモロコシが人気の野菜でした。7月に強い雨風で畑のネットが倒れ、トウモロコシも一緒に倒れてしまいました。

 

 

大きくなってきていた実も一緒に折れてしまいました。

 

 

支援に来た子どもたちに状況を報告。折れている実の写真を見て「かわいそう」の言葉も聞かれました。しかし、完全に折れていないトウモロコシには土を足したり、肥料をまいたり、また、さらに種から発芽させた苗を植えたりと再チャレンジしました。ネットも、強度を保てるようにしっかりと張り直しました。そうしてできた粒の詰まったトウモロコシ!!黄色がキラキラ光っていました。

 

    

 

 

今年度は新型コロナウイルス感染症によりイベントの開催がほとんどできませんでしたが…早く終息しイベントも開催できるようになることを心待ちにしています。これからも、「楽しい」をいっぱい感じていただける取り組みを通して子どもたちの成長を応援していきたいと思っております。

 

来年度もよろしくお願い致します。

 

リハビリ発達支援ルームUTキッズ河合  山下