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2019.07.26

リハビリ発達支援ルームUTキッズ香芝 “SST交流会”を行いました。

6月30日(日曜日)SSTクラスの合同療育で、二上山に行く予定でしたが、あいにくの雨続きで、二上山登山は中止になりました。雨天時用のプログラムで、SSTの3クラスの合同交流会を行いました。最初に普段練習している自己紹介を行いました。
 

 
 
いつもは少人数の中の自己紹介でしたが、今回は12名の中での自己紹介。緊張しながらも①大きな声で・②相手の顔を見て・③恥ずかしがらずに・④はっきりと伝えることが出来ました。聞いている人も、上手な聞き方のポイントを思い出しながら聞くことが出来ていました。4月から始まったSST3クラスの子ども達が、合同になって人数が増えても実践で出来ている事が嬉しく思えました。
その後、今日のリーダーを発表…。名前を呼ばれたリーダーは、嬉しいやら恥ずかしいやらの表情で、リーダーワッペンを受け取り、みんなからの注目を浴びました。
各グループに分かれて、「ピザ作り」を開始しました。ピザの作り方の話を聞いてから、リーダーを中心に生地作りの担当を決めていきました。
 

 
1. 強力粉と塩を袋に入れる。
2. イーストと砂糖を袋に入れる。
3. サラダオイルを入れる。
4. ぬるま湯を入れる。
 
の4工程を誰が何番を行うかを話し合いました。すんなり決まったチームがあったり、じゃんけんで決めていたチームもありましたが、指導員があまり介入することもなく決めることが出来ました。生地材料が全て袋に入り、みんなで助け合いながら粉が1つの固まりになり生地が出来上がってきました。
 

 
 
生地が出来上がったら4等分して…ここからがそれぞれ個人の生地作りになります。手で押しながら平たくしたり、麺棒で伸ばしてみたり、ピザ作りも結構な力が必要となりましたが、ピザを食べる目的のためにはどの子も途中で投げ出さず懸命にひたすら生地を薄く伸ばすことが出来ました。
 

 
 
ピザソースをつけ、好きなものをトッピング段階になるとワクワク感がいっぱいになり、笑顔も見られてきました。
やっと焼きあがったピザを見て、みんなで“いただきまーす”と熱々のピザを食べました。この瞬間いつも思うことですが、食べている時は、びっくりするくらいの静かさ…。です。
 

 
 
そして感想を聞いてみると、「生地作りは大変だったけど、自分で作ったピザがおいしかった」と話してくれていました。
いつもは、3クラス別々で学習していますが、年間で6回の野外活動日を設けSST合同療育を行っています。日頃の少人数での学びを、SST合同療育でも…。少しずつの成功体験が自信となって成長する子どもたちの姿を楽しみにしていきたいと思います。
 
 
 
リハビリ発達支援ルームUTキッズ香芝
坊薗