お知らせ

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2018.01.19

作業科学セミナー

こんにちは。 作業療法士の中田です。
 
昨年12月に作業科学セミナーに参加してきました。
 
作業科学とは、人が日々行う作業が健康にどう影響するか、その人らしく生活するためになぜ作業が必要なのかを研究する学問です。
私にとってとても興味深い分野で数年前から継続的に勉強しています。
 
人は生まれたときから作業を行うことで、その人となりを形成していきます。
その作業は人それぞれ違うものであり、その作業をする意味も異なっています。
小さい時は遊ぶことで自分のことを知り、大きくなるにつれて、周囲と遊ぶことや役割を持つこと、趣味に取り組むことで成長し、自分を確立していきます。
 
今回参加した作業科学セミナーは毎年一回開催されています。
会場いっぱいの参加者がおり、活気あふれる研修会でした。
とても刺激的で勉強になる2日間でした。
 
作業療法は対象となる方の大切に思う作業を通して、または大切に思う作業ができるように支援する専門職です。
私は、作業のことを聞くことが支援の第一歩だと考えています。
そして、支援の中で対象となる方の作業ができたときの達成感を一緒に感じられることがうれしいです。
 
今回のこのセミナーに参加して、訪問リハビリの役に立つ勉強ができたように思います。
今後も研修会に参加することを継続し、実施する訪問リハビリの質を少しでも向上させられるように心がけていきたいと思います。
 
 

 
 
UT訪問看護ステーション
作業療法士  中田