夏の触覚遊び開催! リハビリ発達支援ルームUTキッズ三田
皆さんこんにちは。
長く更新を止めていましたが、
また更新頻度を多くしていくのでぜひご期待ください。
更新再開1回目は…
8/8から始まった夏の感触遊びです。!
普段の療育では提案出来ないような、様々な感触に触れられる機会を作りました。
小麦粉粘土⇒寒天遊び⇒ボディーペインティング
の順に、サラサラからドロドロ~っと気持ち悪くなってきます。
触れることに敏感なお子さんには特に、このスモールステップを踏んだ触れ方が
敏感さを整えるのによいとされています。
嫌いな感触の物は無理に触らせようとするのではなく、興味をひくような工夫(誰かが楽しそうに触っているのを見せる等)感覚の違いの識別に意識を向ける(中に好きなキャラクターが入っていて取り出したくなる等)をして、「自分から触る」ことが重要です。
最初は一瞬触るだけでも大丈夫。ここで、「これができたんだから次は・・・」と欲張るとプレッシャーになってしまうので逆効果です。触ることができた時には「頑張ったね」と気持ちを認める関わりをしてあげてください。
たくさん触れたい子はこの機会にどんどん触れまくっちゃってください。
お母さんやご兄弟さんにも参加していただけます。(材料費¥100/1回はかかっちゃいますが(;^_^A
ご兄弟さんも夏休みで、一緒に来所されることも多い期間だと思うので
一緒に遊んですごしてみませんか?
ちなみに…
「触れる」という感覚は人にとって、とても大事な感覚です。
〇危険を識別する
・チクッ!「危ない!」ドロドロ「気持ち悪~い」
〇安心を得る。情緒を安定させる
・ふわふわ「ほっとする~」
〇形を認識する
・ポケットの中のお金、穴があってヘリがザラザラ「50円か」
〇手先の器用さを育てる
・手袋をしながら靴紐を結ぶのは難しいのは、触覚が鈍感になっているせいですね。
〇身体図式(体の大きさのイメージ)を育てる
・「(服を被ったとき)手の穴はどこかな」「狭いけど入れるかな」「あそこに手は届くかな」
普段意識することは少ないですが、陰ながら、生きているうえで便利な判断や動きを助けてくれているんですね。
短い期間ですが、この機会に触覚を育てましょう!
リハビリ発達支援ルームUTキッズ三田
岩城
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