“好きなことをする時間”
日々の生活では、“しなければいけない事”に追われることが多いと思います。。
不安や心配事で心がいっぱいになって、身動きが取れなくなってしまったり、、、
そんな状態が続くと気力が無くなったり、ご飯が食べられなくなったり、夜寝られなくなったり、耳鳴り、めまい、等々。
体調を崩してしまうことも有るかもしれません。
ところで、皆さんは“好きなことをする時間”を持っておられるでしょうか?
「忙しいくってそんな時間とれない」「そんな気力わかない」「そんな余裕は無い」などと考えておられる方も多いのではと思います。さらに「特に好きなことはないし、何したらいいかわからない」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
もしかしたら、
今まできっかけがなかっただけなのかも!
色々な機会との出会いが無かっただけなのかも!
ちょっとしたきっかけ、出会いがあれば、新しい世界が広がっていくかもしれません。
気になったものに挑戦してみると、意外と楽しみに変わっていくのかもしれません。
ある訪問リハビリを受けられている利用者さんは、自分の時間として『レース編み』をするようになり、その時間を大切にするようになられました。
生活の色々な課題が全て解決するわけではなくても、就寝前の少しの時間、お休みの日のひとときに、レース編みに集中する時間を持つことで、頭と心を落ち着かせる効果があると感じておられました。
お忙しい方ですが、今ではその時間を大切にされています。
決まったことを習慣的に行うことで気持ちや生活を整えるのに役に立つようです。
好きな事は人それぞれ違うと思いますが皆さんにも、自分にとっての“好きなことをする時間”を是非とも見つけて大切にしていただけたらと願っております。
ユーティー訪問看護ステーション
作業療法士 黒田