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2018.07.26

為せば成る 為さねば成らぬ

こんにちは。理学療法士の李(リ)です。
数ある事業所のホームページからUTケアシステムのホームページをご覧頂き、その中からさらにこのブログまでお読み頂きありがとうございます。
 
僕はセラピストになってからは医学書や治療技術系の本以外はあまり読んでこなかったんですが、ここ2~3年は心理学や自己啓発系の本なんかも意識的読むようになってきました。
去年?(記憶が曖昧…)ドラマのタイトルにもなった「嫌われる勇気」も読んでみたりもしました。
最近読んだ本の中でも非常に印象に残っているのがホリエモンもとい堀江貴文さんの「多動力」です。
この本を読んでいてドキッ!!とした部分がありました。
 
「世間には才能という言葉を使って現実逃避している人が多すぎる」
 
もう少し詳しく言えば、
「才能という言葉は一生懸命取り組んで最後までやり切った人間のみが使って良い言葉である。
スポーツにせよ仕事にせよ趣味にせよ、そこに全力で取り組んだ人間にこそ才能の有無を語る資格が生まれるのだ。
才能がないからと決めつけて自己完結し、トライすることもせずに諦めている人が多すぎる。」
といったことが書いてあったんです。
 
(うわ!これ、俺やん)
(やったこともないのに聞いた話、見た事だけて勝手にケリ付けてることあるある!)
この本読んだときにこう感じたんです…。
それと同時に頭でっかちにならずに、まず行動がありきでないと語る資格すら無いんやな、とも感じました。
 
つい先日の話ですが、担当の利用者様とお話していると、
「行きたいところはたくさんあるけど、行く勇気がない。
行っても辛い思いするの分かってるから中々行動に起こす気力がないんです。」
と仰る方がおられたんです。
その方は軽度の片麻痺の後遺症をお持ちではありましたが、独歩も可能で自立した生活を送られている方でした。
担当の僕から見れば十分どこへでも行ける能力をお持ちの方です。
それでもネガティブなイメージが自分自身の行動を抑制してしまっていたのです。
この時ふと「才能を理由に諦めている」といったフレーズが頭を過りました。
 
改めて思うことは、若かろうが、高齢者であろうが、男性であろうが、女性であろうが、健常者であろうが、障害者であろうが、「行動を抑制する適正な理由」なんて物はいくらでも作れてしまうんだ、という事です。
何事においてもトライもせずに諦めてしまうことは本当に勿体ないと思います。
 
やりたい!行きたい!見たい! 欲求があればそれはもう行動を起こすチャンスです。
行動の理由になりうるんです。
まさに「為せば成る 為さねばならぬ」なんです。
訪問リハを提供する立場の人間として、利用者様の思い描くことの全てを叶えていけるような関りをしていきたい!そう感じております。
 
 
ユーティー訪問看護ステーション
理学療法士 李
634-0062   奈良県橿原市御坊町152
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