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2026.09.07

田原本町の学童で「働くってなんだろう」を一緒に考えました

先日、NPO法人子育てすこやかサークル様からご依頼をいただき、3日間にわたり、田原本町内の5か所の学童で授業をさせていただきました。

今回は、いつもの盲導犬についての授業に加えて、「働くってなんだろう」というテーマを新たに追加してお届けしました。小学1年生から6年生まで、合計406名の子どもたちと一緒に、盲導犬のこと、そして「働くこと」について考えました。

授業ではまず盲導犬についての紹介をし、2人1組での誘導体験も行いました。1人が目をつむって「目の見えない人の役」、もう1人が「盲導犬の役」になり、実際に歩いてみるというものです。
体験を終え、いざ質問タイムになると、子どもたちは盲導犬に興味津々!
「盲導犬は何を食べるの?」
「信号や踏切はどうしているの?」
「将来の夢はなんですか?」
など、たくさんの質問がありました。中には、 「盲導犬は日本語を喋りますか?」 という、子どもたちならではの可愛らしい質問も飛び出しました。

そして、今回のもう一つのテーマである「働くってなんだろう?」と問いかけると、「お金を稼ぐこと」という真っ直ぐな答えが。
そこで、「お金を稼ぐことも大切だよね。でも、働くって、人の役に立つことでもあるんだよ」と伝えました。
「人の役に立つって、どんなことだろう?」と一緒に考えてもらうと、「お手伝いをすること」など、さまざまな答えが出ました。
学童によって子どもたちの反応もさまざまで、拍手や元気な声で応えてくれる所もあれば、静かにじっくりと真剣に話を聞き入ってくれる姿もありました。

今回の授業を通して、僕自身もたくさんの学びがありました。
特に今回は低学年の子どもたちが多かったため、体験の際には「何をするのかを順を追って、短く具体的に伝えること」が大切だと肌で感じました。
また、僕自身の見え方を知ってもらった上で、いつもの盲導犬のお話だけでなく「働くこと」についても触れることで、子どもたちにより真っ直ぐ伝わりやすくなることにも気づかされました。
今回の授業も、当社が取り組む「地域共生社会の実現」に向けた活動の一つです。
盲導犬や障害について知ることをきっかけに、さまざまな人のことを知り、お互いを理解する。そんな機会を地域の中につくることで、誰もが暮らしやすい社会の実現を目指しています。
これからも、学校や地域のさまざまな場で、子どもたちや地域の皆さんと一緒に考える機会をつくっていきたいと思います。
ご依頼いただいたNPO法人子育てすこやかサークル様、そして元気いっぱい参加してくださった子どもたち、本当にありがとうございました!

管理本部 作業療法士 辰己 貴之