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2020.04.17

療法士の地域活動

こんにちは、ユーティー訪問看護ステーションの理学療法士 大里和彦です。
今日は、私が10年前より行っている地域活動についてお話しします。
10年前、私は在住地域の校区福祉委員会へ入会し、地域の「いきいきサロン」で30分ほど時間を頂き体操指導を行っていました。その頃は3ヶ月に1回の開催でしたが、体操を毎週行いたいという希望が徐々に増えてきたため、4年ほど前に自治会館を利用して毎週土曜日1時間30分程の体操教室を開催しました。期間は6ヶ月間とし、その間にリーダーとなりそうな参加者を数名募集し、継続して住民の皆さんだけでも行える体操プログラムの作成や、継続して行える方法等を話し合いました。
当時は介護予防という考えも浸透しており、住民の皆さんとの話し合いも積極的に行えました。結果、体操教室終了後も住民の皆さんで継続して毎週土曜日に行うこととなりました。参加者には数名要介護者の方もいますが、転倒事故等も無く3年が経過しています。現在は、テレビ等で紹介された体操や脳トレ等もプログラムに取り入れ、皆さんで楽しく開催されています。
理学療法士や作業療法士には、ボランティアとして地域で活躍できる方法が多数あると思います。本来の業務に支障の無い範囲で、地域の高齢者に介護予防等に関する技術を提供し、地域の方と交流を深めることを大いにお勧めします。
現在、日本は新型コロナウィルスの影響により大変疲弊しています。外出自粛のため、高齢者の皆さんも運動不足になっているかもしれません。いずれ、新型コロナウィルスの影響は終息するでしょう。その時には理学療法士や作業療法士の出番です。
皆で再び日本を元気にしましょう。
 

理学療法士 大里和彦