誰にでもできる簡単競技の紹介
こんにちは 訪問看護ステーション 作業療法士の中田です。
ずいぶん遅いですが、明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
今回は訪問スタッフからの紹介である競技を体験競技しました。
調べると競技人口も少なく、マイナーなようですが、体験してみて、いろんな世代、障がいのあるなしに関わらず参加できると感じたので療法士としての視点も加えて紹介したいと思います。興味を持って頂いければ嬉しいです。
競技の名前は『モルック』といい、木製の棒を3〜4m離れた地点から投げて、木製の12本のピンを倒して50点ぴったりになるようにする競技です。
12本のピンには1〜12の番号がついており、一本だけ倒すとその番号の点数が加算されます。また、複数ピンを倒した場合はその本数が点数(5本倒せば5点)となります。
文章で説明すると難しいですが、とっても簡単な競技で力もほとんどいらないので、子供からお年寄りまで理解しやすく、参加できると思います。また、棒を投げる距離も3mほどのため、座ってもできると思います。車椅子の方も参加できます。
デイサービスや老人会などでも取り入れてみてもいいかもしれません。
細かいルールは日本モルック協会などのホームページを検索してください。
療法士としての視点では、
ゲーム中は棒を投げる時にバランスを取る、腕をコントロールするなどの運動があります。また、倒したピンを立てるために移動する、屈むなどの動きも必要です。
加えて、50点ぴったりになるようにどのピンから順番に倒していくか計画することや、点数を足していくことなど認知機能も使うのでいい刺激になります。
認知症予防などでは2つのことを同時にすることがいいと言われています。ピンを投げる、立てるなどの運動と計算する、計画するなどの認知機能を両方刺激できるいい競技だと感じました。
人数も複数で行えるため、人とのコミュニケーションも楽しめます。一緒に喜んだり、悔しんだりできるのもこの競技のいいところと思います。
屋外でも屋内でも比較的狭いスペースでできるので公園などとかでもできるのではと感じます。個人的には棒やピンの木の感じがとても心地よく、ピン同士が当たる音も爽快です。屋内では少しうるさくも感じますが、とても刺激的に思います。
皆さんもマイナーですが、一度やってみるのもいいかもしれません。
ちなみに、一式セットで大体6000円ほどだそうです。。。。
また、何か面白そうな競技があれば紹介したいと思います。
今後もよろしくお願いいたします。