絵本の読み聞かせのススメ
こんちには 訪問看護ステーション 作業療法士の中田です。
2児(男、男)の父を苦戦しながらしている35歳です。
ここ最近は子供が寝る前の絵本の読み聞かせがマイブームになっています。
それも、自宅からすぐのところに図書館があり、手当たり次第に借りてきて毎日少しずつ読み聞かせるようにしています。どれだけ借りても無料なので( ^ω^ )
地域の図書館は1人10冊まで借りられるので、一回で20冊前後借りています。
20冊となると選ぶのも大変なので、子供と一緒に選んでいます。ほとんどは表紙をみて直感で決めて借りるようにしています。
おみくじを引いているような感覚で、新しい本に出会う楽しみがあります。昔に読んだ記憶がある本も改めて読むと新鮮です。
毎日絵本を読んでいると、いろんな絵本があり読んでいる方も楽しいものです。
さて、「子供に絵本を読み聞かせるといい」と昔から言いますが、実際のところ何が良くてどのようような効果があるのか気になり、調べてみました。
ざっくりとまとめると以下の3つのように思います。
①読書週間がみにつき、言葉の理解や発達が促される。(→学力の向上)
②感情を落ち着かせる働き。(→問題行動などの減少)
③親子とのコミュニケーションとなる。(→親のストレス軽減)
子供は文章を聞くことで、読解力を伸ばしていきます。また、絵本を通して両親と一緒のものを見て話をすることで、物や言葉を学んでいきます。
本を読んでもらい楽しい思いをすることで、将来の読書週間につながっているという研究もありました。読書週間があることが読解力向上につながり、学力向上につながる結果になるようです。
勉強ができるようになってほしいものですが、、、それよりも、いろんな本の楽しさを知り趣味になっていくことがいいことだと思います。
いろんな絵本(特に古い本)を読む中で感じるのは、普段会話の中で聞かない言葉などもあり、語彙を多く知れることです。昔の本は方言で書いているようなものもあり、読み聞かせる方は苦労しますが、極力楽しく読むようにしています。
調べる中で読み聞かせることは小学生や中学生になってからも有効なようです。特に低学年では本を自分で読めるようになるものの、読解力が未熟で、読み聞かせる方が物語をよく理解できるようです。読み聞かせにより感情が安定するようです。
読み聞かせの効果で特に感じるのは、③の親子のコミュニケーションになるということです。研究でも親のストレス軽減になるとのことです。
私は絵本の内容について「クイズを出したり」「なんでこうなんだろうね」と話をするようにしています。その時に意外と理解していることがわかったり、どう感じているのかがわかるのでとてもいいと思います。
絵本自体も楽しく、読む側の気持ちが落ち着きます。 子供は落ち着いて聞けないこともあり、読み聞かせることが難しいことも多々ありますが、、、Σ(-᷅_-᷄๑)
ここまで簡単に読み聞かせの良さを説明しました。
最後に、ここ最近読んだオススメの絵本を紹介して終わりにしたいと思います。
「ぞうのエルマー」 作・絵 デビッド・マッキー
このお話は表紙にあるように個性の強く人気者のゾウが主人公です。みんなと見た目の違うエルマーがある時、みんなと一緒のようになりたいと思い、自身を灰色に塗ってみんなに溶け込みます。
周囲と一緒になったエルマーは誰にも気づかれなくなります。反対に周囲はエルマーがいなくなり、活気がなくなります。。。
そこからの結果は読んでもらえればいいかなと思います。
個性があること、周囲と違っていいことを感じられるとてもほっこりとする絵本でした。
読み聞かせを続けていて、自分の子供がすごく成長した! とはあまり感じられませんが、一緒に楽しむいい時間になっていると思います。効果も期待したいですが、一緒に楽しむ姿勢でこれからも続けれればと思います。
大人にもとってもいい影響のある読み聞かせはオススメです。近所に図書館のある方はぜひ活用していただけるといいかなと思います。
ユーティー訪問看護ステーション 作業療法士 中田慎吾