2023.02.28
リハビリ発達支援ルームUTキッズ大和高田 初めましてのご挨拶
雨水の候、御社ますますのご降盛のこととお慶び申し上げます。
リハビリ発達支援ルームUTキッズ大和高田9月から入職しました 看護師の池端綾香(いけばた あやか)です。
以前は小児科で勤めており自閉症をもたれている患者さんに多く出会ったことがきっかけで、療育に興味を持ち就職しました。
看護の観点で“プリパレーション”という言葉があります。
これは子供さんが治療に恐怖感を抱かせないように診察室に動物のシールを貼ったり、看護師がキャラクターのエプロンをつけたりするもので小児科外来が他科と比べると違うのはこのためです。
しかし、恐怖感というものはいくら可愛い雰囲気の診察室にしてもなかなか拭えるものではなく、どうしても治療が優先されがちなので自閉症を持たれている子供さんにとっては特に訳もわからない状態だったと思います。
また自閉症のタイプによっては、より感覚が過敏となり恐怖感が増していたかもしれません。
こちらで療育を学ぶ中で、遊びのなかで感覚を統合するということを知り、看護師をしていた時に治療に専念しながらもできる手遊びなど(疾患の範囲の中で)を学び、恐怖感を拭えることができれば子供さんにとっても、診察中や入院中それほど苦痛な思いをせず自閉症の子供さんにできていたのではないかと思いました。
入職してまだ半年ですし、毎日学び試行錯誤な日々ですが療育に携わり様々なことを今後も先輩方のサポートを受けながら頑張っていきたいと思います。
コロナもあり落ち着かない日々が続いております。くれぐれもご自愛くださいますようお願い申し上げます。
リハビリ発達支援ルームUTキッズ大和高田 看護師 池端綾香