こんにちは。作業療法士の辰己貴之です。

私には視覚障害と左手に軽い麻痺と、そこそこの感覚の障害があり

盲導犬と一緒に仕事をしております。

入院中、服を着ることが難しかったため、担当の作業療法士さんに服を着る練習をしてもらいました。

着始めるときに、服の[左側の裾部分にあるタグ]を確認すると前後を間違えずに着れることを教えてもらいました。

前後を間違えなければ、着直す手間や時間が省くことはできるので

今でも左側に付いているタグを確認して服を着ています。

お子様が服の前後を間違えてきてしまい困ると言う声がよく聞かれます。

特に前後の見分けのつきにくい服(肌着など)では、間違って着てしまうことも多いのではないでしょうか。

お困りのときには、「左側のタグ」をぜひお試しくださいませ！

注意していただきたいのは、一部タグが右側に付いている、もしくは付いていない服も存在します

そんなときには、目印となるように取り外し可能な洗濯ばさみをつけることや、手軽にアイロンで貼り付けることのできるアップリケをつけるのも良いのではないでしょうか。

目印がお子様の好きなキャラクターであれば「○○が教えてくれてるよ！」と促せば嫌な思いをせず楽しく学習できるかもしれませんね　笑

管理本部　作業療法士　辰己貴之