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2018.08.01

「熱中症に注意‼」

夏真っ盛り‼
異常な暑さが続く今日この頃…。
夏休みは海にレジャー、お墓参りなど炎天下の中、出掛ける機会が増えますが水分補給をして熱中症にかからないよう十分に注意しましょう(^▽^)
 
熱中症・熱射病・日射病の違いについて調べてみました。
「熱中症」は、「気温・湿度の高い環境によって引き起こされる体調不良」で、「熱中症」の最重症型が「熱射病」です。
また、太陽光が熱源となって、脱水などを引き起こし、相対的に循環血液量が減少しておこる 、いわゆる「立ちくらみ」を「日射病(熱失神)」というそうです。
「熱中症」には、「熱失神」「日射病」「熱けいれん」「熱疲労」「熱射病」といった病態が存在します。各、病態の症状についてご紹介します。
 
熱失神
皮膚血管の拡張によって血圧が低下し、脳への血流が悪くなることにより起こります。
特徴
• めまい
• 一時的な失神
• 顔面蒼白
• 脈は速くて弱くなる
 
 
熱けいれん
大量に汗をかき、水だけを補給して血液の塩分(ナトリウム)濃度が低下した時に、足、腕、腹部の筋肉に痛みを伴ったけいれんが起こります。
特徴
• 筋肉痛
• 手足がつる
• 筋肉がけいれんする
 
 
熱疲労
大量に汗をかき、水分の補給が追いつかないと、身体が脱水状態になり熱疲労の症状がみられます。
特徴
• 全身倦怠感
• 悪心・嘔吐
• 頭痛
• 集中力や判断力の低下
 
 
熱射病
体温の上昇のため中枢機能に異常をきたした状態です。意識障害(応答が鈍い、言動がおかしい、意識がない)がみられたり、ショック状態になる場合もあります。
特徴
• 体温が高い
• 意識障害
• 呼びかけや刺激への反応がにぶい
• 言動が不自然
• ふらつく
 
 
熱中症が起きやすい気温と湿度
熱中症の発生する気象要素は「気温」です。夏期の湿度が高い日本では、気温だけでなく「湿度」も熱中症の増加に大きく関係します。
梅雨明け前後7月中旬から8月上旬にかけてピークを迎え、発症する時間帯は12時または、15時前後の日中が最も多いとされています。また、暑くなる前は、真夏よりも低い温度で熱中症が発生するのでご注意!
熱中症は夏場に限らず、どのシーズンでも起こる可能性があります。体力のない高齢者・子供たち、体温のコントロール機能が十分でない人、あるいは潜在的に脱水のあるような人では特に注意が必要です。
熱中症の予防の飲水には同時に塩分も補給することが大切です。
スポーツドリンクのこまめな水分補給でも問題ありませんが、経口補水液なら、なおよし。梅昆布茶や味噌汁なども、ミネラル・塩分が豊富に含まれており熱中症の予防に有効といえます。
 
万が一熱中症にかかったと思われる際は、涼しい場所で横になり衣類、ベルトなどを緩め、首、わきの下、鼠径部の太い血管があるところを冷やし安静にしましょう。
嘔吐などがみられる際は、吐しゃ物が詰まらないよう横向きに寝かせ気道確保の態勢をとり(救急車を呼ぶなど)病院を受診しましょう。
 
夏休みの期間中、交通事故や熱中症に十分注意し
楽しい夏の思い出を沢山作って下さい。
 
 
リハビリ発達支援ルームUTキッズplus
芳本
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