寒い季節のお風呂とお肌のこと
こんにちは。
訪問看護師の太田です。
12月に入ってこれから冬らしい気候になっていきますね。
寒い日にはあったかいお風呂にゆっくり入って体を温めたいですね。
私が担当している利用者さんも、ご病気や怪我、足腰の弱りなどで夏の間はシャワーだけで済ます方が多かったですが、これからはそれでは体が冷えてしまいます。
なんとかお風呂に入れる方法はないか・・・。
ご本人、ご家族、ケアマネージャー、理学療法士、作業療法士、福祉用具相談員などと相談して、それぞれの利用者さんにあった方法でサポートさせて頂いています。
入浴後に気を付けているのが、お肌の保湿です。
暖かいお湯に浸かったり、石けんで洗ったりするとお肌の潤いが奪われてしまいます。
お肌は乾燥すると痒みが出たり、傷付きやすくなります。
市販の保湿剤や、処方されている塗り薬などを忘れずに塗るようにしています。
またナイロンタオルなどで強く擦ることもお肌を傷つけてしまうので、綿タオルにしっかりと石けんを泡立てて優しく洗うことも心掛けています。
また、最近清潔ケアの際に気になるのは、利用者さんの足の指の間です。
指の付け根が白くふやけたようになっている方が時折おられます。
足の指同士がくっついて通気性が悪く、その上にデイサービスなどで長時間靴、靴下を履いて過ごしていることで、蒸れやすく、水虫になっているようです。
他にもおヘソ、鼠経部(足の付け根)、乳房の下などお肌同士が密着しているところは蒸れやすく、赤くなってしまっている方もいます。
乾燥と蒸れ、相反するお肌のトラブルですが、寒い季節にはどちらも気を付けていきたいですね。
ユーティー訪問看護ステーション
看護師 太田
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