リハビリ発達支援ルームUTキッズ田原本 ふれあいって大事!
いつもリハビリ発達支援ルームUTキッズ田原本をご利用いただきありがとうございます。
日頃から支援やイベントへのご理解ご協力をいただき感謝しております。
リハビリ発達支援ルームUTキッズ田原本では、2019年度より新たな取り組みとして「他者の気持ちを理解する」「言葉のやりとり」の土台となる身体の触れ合いによる非言語的コミュニケーションを通して、他者と共感できる機会、違いを感じられる機会をつくる「ふれっぷ」という集団がはじまりました。
初めて出会った子どもたちというと…不安と緊張でいっぱいになり、遊びを共有するどころか心もシャットアウト顔を合わすなり言い合いになり活動が進まない状態が続きました。しかし、回を重ねるごとに照れながらも協力したり、声をかけるなど自然に自分たちで相手を思いやる気持ちに気づき、お互いの身体を支え合い協力したり、じゃれつき合ったりすることができるようになりました。
小さい頃になかなか人とじゃれついて遊ぶ機会に出会えていない子、触覚過敏や聴覚過敏などで自分以外の人と接することが苦手で集団活動に入れない子もたくさんいますが、たくさん子ども達をみさせていただく中で、子ども達には本当に驚かされることばかりです。
子どもたちは安心できる環境であればどんどん成長をしてくれます。
身体共有活動を通して、少しずつ自分から受け入れられるようになり自分たちのペースで世界を広げ、自分以外の人にも興味を持ち、遊びを共有して相手の気持ちに気づく。子どもたちは本当にすごいですね!
2020年度もリハビリ発達支援ルームUTキッズ田原本では、身体共有活動をメインとした集団療育を引き続きさせていただきます。また、機会があればご自宅で出来る身体共有活動もお伝えしていければと思います。
たくさん至らない点もありましたが、一年間ありがとうございました。
今後もリハビリ発達支援ルームUTキッズをよろしくお願いします。
リハビリ発達支援ルームUTキッズ田原本 市丸