UTキッズの目指すところ
「療育」「発達障害」という言葉を聞くと何を思い浮かべますか?
UTキッズでは「療育」→「子育て支援」
「発達障害」→「その子たちの進む道に何らかの障害物がある状態」
と捉えています。
1)UTキッズの目指すところ
その子がその子らしく、地域で輝くための土台をつくる
お母さん方から「普通になってほしい」といった趣旨の言葉を聞く事があります。
私自身も、自分の子どもに「普通」を望んでいました。
しかし、療育に携わったり子どもの友達と一緒に遊ぶ中で、「普通ってなんだろう」と 考えるようになりました。
「普通って何だろう」と考えながら子供たちを見ていると「普通」の子どもなんていないなと考えるようになり ました。みんなそれぞれキラキラ輝く個性を持って、キラキラ輝く瞳で世界や周りの人たちと関わっています。
でも残念ながら子供たちの中には進んでいこうとする道の途中で、何かしらの障害物に邪魔をされて辛い思い をしている子たちがいます。私たちはその子供たちがキラキラの個性を一層輝かせることができるように、障害 物を取り除くお手伝いをしていきます。
でも、療育で関われる時間は、週に1時間程度。
一週間のうち残りの167時間はご自宅や学校、園で過ごしています。そこで、療育場面で子供たちに関わり、目の前の障害物を取り除く力を一緒に育むとともに、子供たちを誰よりも応援しておられるご家族とともに、応援団の一員として子供たちに関わる全ての人と連携を取りながら成長を応援していきたいと考えています。
2)UTキッズでできること
1)感覚統合の考え方をベースにした能力の底上げ (個別、集団療育)
①感覚調整能力・・バランスよく感じる力
感覚入力の偏りによる不要で不快な思いの軽減
→それらにより阻害されている正常発達が、(ゆっくりでも良いので)
進む素因を持つことができる
②問題解決能力・・考える力
新奇場面でパニックを起こさず対応方法(大人や周りの人に聞く事も含む)
を イメージできる
問題発生時(失敗したとき)失敗原因は何かなと考えられる
③他者への興味を高める
「自分を知る」→「他者に興味を示す」→「学習したい気持ち」
「真似る」を学習方法として使用できる
※身体、顔の模倣、見て写す、聞いて真似るなど
2) 周囲の理解を得る(保育所等訪問支援、相談 保護者への情報提供、UTスクラム)
「どうしてこんなことをするのかな」「どうしてできないのだろう」
「どう伝えたらいいのかな」
子どもたちの行動や、今の力、いいところや苦手な事柄の原因などを保護者の方とも共有
し、みんなで同じ方向に応援できるように連携を図ります。
3) 外部との連携、情報発信 (各種機関との連携 UTスクラム)
ご本人が必要とする適切な施設等を紹介できるように、外部機関(習い事も含む)
と積極的に連 携をとってい きます。
必要なお子様には、卒業後も訪問看護などによるフォローを実施していきます。
UTキッズ 首藤