「夏の熱中症予防」
梅雨に入っても雨が少なく、気温が高くて蒸し返す日が続いていますがどのようにお過ごしでしょうか?訪問看護ステーション所属、作業療法士の今堀です。
今日は、毎年この時期になると気をつけたい熱中症の予防と対策について話して行きたいと思っています。
まず初めに知っておきたいポイントがあります。最近暑い時期になると聞くことが多くなった熱中症警戒アラートについてなんですが、熱中症の危険が高くなる暑熱環境が予測される場合に、国民に「気づき」を与え、予防行動を促すことを目的に環境省や気象庁が熱中症対策に関する情報とて提供されています。また、熱中症との相関が高い暑さ指数(WBGT)を基準に採用されています。WBGTの予測値が33℃以上を発表基準とすることを検討中との事です。最高気温25℃以上で熱中症の患者が発生し、30℃を超えると熱中症で死亡する人の数が増え始めると言われています。
熱中症警戒アラートが発表時は、熱中症予防行動の徹底をしていただくように心がけてください。
(対策)①運動は原則中止!②外出はなるべく避ける。③涼しい室内に移動していただく。
調べていくと、熱中症の約8割発症が高齢者で、半数以上が自宅で発症していると言われています。私なりに熱中症の事を調べていくと参考になるものを見つけました。奈良市のホームページを見ていると熱中症とコロナ感染予防の新しい生活様式のポスターがあったのでそのポスターを載せておきます。予防の啓発になればと思います。
(予防)①暑さを避ける。日傘をさしたり帽子を被る。体調に異変を感じたら涼しい日陰や室内に移動する。
②こまめな水分補給。1時間に1度の水分補給。1日1.2Ⅼを目安に水分補給。大量に汗をかいた時は塩分も摂る。
③1日1回、体温チェック。体調を崩している日は無理をしない。
参考になればと思います。
これから本格的な危険な暑さが迫っていますので、夏の熱中症予防対策を万全にして暑い夏を自分らしい生活にして少しでも楽に乗り切っていきましょう。
ユーティー訪問看護ステーション 作業療法士 今堀好昭