リハビリ発達支援ルームUTキッズ河合 「メダカでコラボ」を開催しました!
7月29日(金)にUtjobs橿原BASE(就労継続支援B型)との初コラボレーションイベント「メダカでコラボ」を開催しました。
UTキッズ河合のイベント参加メンバーには「メダカすくい」「手裏剣まとあて」「メダカ販売員体験」の3つのミッションがありました。
メダカすくいでは素早いメダカの動きに圧倒されながらも、秘密兵器『穴あきおたま』でなんとかすくうことができました!泳ぐメダカを目で追いかける→追従性眼球運動、メダカがおたまの上に来た時に「今だっ!!」と手に持ったおたまを持ち上げる→目と手の協応というようにビジョンの要素を沢山含んでいます。
次は手裏剣まとあてです。この手裏剣と的のメダカは昭和塾に来ているお友達が折り紙を折って作ってくれました。「えいっ!!」と手裏剣を投げ、的に当たると素敵な景品がゲットできます。景品は一人ひとつでしたが、何度も繰り返し挑戦し段々と上達していく姿もみられました。的までの距離を感じとる→両眼視、狙ったところに手裏剣を投げる→目と手、道具の操作、力加減などこれまた沢山のスキルが必要とされる遊びです。
最後は販売員体験です。一般でいらっしゃったお客様に橿原BASEのスタッフと一緒にメダカ、水草、産卵床などの販売とメダカすくい(キッズのイベント用とは別枠)の接客をしてもらいました。値札を書いて貼ったり、お客様を前に「水草どうですか?」「めだかすくい一回500円ですよ!」と声をかけたり、お金の受け渡しにも挑戦し、とても頑張っていました。橿原BASEの名刺を配り歩き宣伝もしてくれました。「橿原BASEはお仕事の練習をするところだよ」とスタッフに教えてもらい、お客様に説明していました。河合スタッフ以外は初めて会うお友達、お客様ばかりで緊張しているであろう環境の中でそれぞれが自分に必要な役割を考え、実行する、子ども達のパワーと可能性を感じました。
初めてのコラボレーションイベントでしたが、コロナ禍のためリモートや電話での事前準備になり当日までスタッフもイメージがつきにくく不安な中での開催となりましたが、嬉しそうにメダカを抱えて帰っていく姿をみて、無事に開催できて本当に良かった、またやりたいな!という気持ちにさせてもらえました。
また、壁面装飾はUTキッズ河合の利用児が協力して作ってくれました。紙皿にセロハンを貼ったステンドグラス風メダカ。たまにいる金魚やウロコが星型を探して…これまたビジョントレーニング。
今回暑い中ご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました。共同開催の橿原BASEのスタッフ、ご利用者様とも「第二回、ぜひやりましょう」と水面下で盛り上がっているので開催が決定しましたら改めて、ご案内させていただきますね。
リハビリ発達支援ルーム UTキッズ河合 保育士 吉井