2021.04.02
UTと僕
私は、もともと警察官をしていました。
主に映画で見る青島刑事のような刑事をしていました。
刑事としてバリバリと働いていた46歳の時、脳幹脳梗塞になりました。手足全てに麻痺が残り、合わせて喋れない食べられないという重すぎる障害が残りました。
一年三カ月入院して、在宅生活を始めました。在宅生活は、今年で12年が経ち59歳になりました。
私とユーティーさんとの出会いは約6年前に訪問言語リハビリの先生に声を出せるように食べやすくなるようにと来てもらったことです。
数年が経ち先生から学生さんの前で講演をしてみないか?と勧められ、初めて講演したことがきっかけで今日まであちこちで講演をさせていただけるようになりました。
また東京オリンピックの聖火ランナーへの応募も勧めてもらい、挑戦したら見事に選ばれました。
私では考えもつかないこのようなことに挑戦させてもらい、リハビリだけでなく社会と繋がるきっかけを作っていただきました。
ユーティーさんには心から感謝です!
名倉 康友