2020.05.29
リハビリ発達支援ルームUTキッズ奈良 整理整頓
最近、休みの日に少しずつ家の中の片付けをするようになりました。外出自粛が叫ばれる中、暇つぶしがてらやり始めたのがきっかけです。懐かしい写真やら昔使っていたケータイやら見つけるたびに手は止まるのでかなりのんびりとやっています。少しずつでも片付いていくとやはり気持ちがいいものですね。
ところで、私たちが普段に使っている「言語」が頭の中を整理するのに役に立っていることはご存じでしょうか。人は物事を区別するために言語で名前を付けて整理しています。
例をあげると幼いころは犬も猫もライオンも四足で毛のある生き物は全部「わんわん」と呼んだりします。だんだんと成長して「いぬ」「ねこ」や「ライオン」という言葉を覚えることで区別ができるようになります。細かい区別ができるようになると複雑かつ沢山の情報を理解、共有、そして共感することができてきます。
テレビで食品レポートを見て「このラーメンまじやべぇ!」と「透き通ったスープが香る魚介の香りがたまりません!」だと後者の方が美味しそうに感じるはずです。言葉で頭の中を整理整頓することでより深く共感できるようにもなるというわけです。
言葉と同様に家の中を整理整頓することで出来る事も増えるような気がします。ある程度片付いたら今度はこの状態をキープしたいと思います。
リハビリ発達支援ルームUTキッズ奈良 深澤