リハビリ発達支援ルームUTキッズ広陵 『フーフー・チャレンジ』
寒さが厳しくなってきましたね。
鍋など温かい食べ物が恋しくなる季節です。
さて、今回はリハビリ発達支援ルームUTキッズ広陵で取り組んでいる集団療育の一つ、「アミーゴ」の活動についてご紹介いたします。
「アミーゴ」では、先日『フーフー・チャレンジ』を行いました。
感染症予防のため、窓を開けて準備して…
テーブル一つにつき、一人ずつ子どもたちに使ってもらいました。
『フーフー・チャレンジ』って
何をするのかというと、これです。
子どもたちの大好きなキャラクターや、恐竜の紙を机の上から吹いて下に落としたり
ゴールに向かって勢いよく吹いたり
みんな、上手です!
息の強弱をつけたり、調整する姿も見られ、成長を感じました。
日常の中で、意識的に「吹く」という動作をする機会はあまり多くありません。
おそらく、熱いものを食べるときに冷ますためにするか、お誕生日ケーキのろうそくを吹き消すことぐらいでしょうか。
「吹く」ことは一見、口元で息を出しているだけのように見えますが、吹く体勢をとったり、息を勢いよく出すために腹筋を使ったりと、身体をしっかり使っています。
「アミーゴ」では、一年を通して「からだとことばを育てる」ことを目的としています。
身体の面では、身体の動かし方や物への関わり方を知っていく為に、サーキット遊びやマット押し、お散歩・公園の遊具で遊ぶなど様々な活動を行っています。
ことばの面では、今回のように意識して「吹く」為に、屋外でのシャボン玉遊びや風車・吹き戻しを吹く活動を取り入れています。
色々な遊び、活動を通して経験したことが、自分の身体への気づきになり、感じたことが「できた」「たのしい」という『気持ちの言葉』とリンクし、お子様一人ひとりの成長へと繋がっています。
3月末の終了まであと少しですが、残りの時間も楽しい活動を取り入れていきたいと思います。
リハビリ発達支援ルームUTキッズ広陵 言語聴覚士 桑内